カナダの大手ドラッグストア、ロンドンドラッグスが4月28日から一時閉鎖している。対象となっているのはブリティッシュ・コロンビア(BC)州、アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州のカナダ西部4州で79店舗。
ロンドンドラッグスによると「サイバーセキュリティの問題」によるものという。サイバー攻撃を受けたと見られている。「ネットワークとデータを保護するため、第三者のサイバーセキュリティ専門家に依頼して、封じ込めや修復、フォレンジック調査を即座に実施した」と説明している。
顧客情報や従業員のデータなどが漏洩したとする痕跡はないと発表している。
緊急に薬局の利用が必要な場合は、薬剤師が待機している近くの店舗に電話して手配するよう呼び掛けている。
メトロバンクーバーの各店舗とも閉鎖され、入り口の扉に張り紙が貼られているほか、入り口付近では従業員が説明している光景が見られた。
開店時期について現時点では未定という。
(記事 編集部)
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