NHLエドモントン・オイラーズ、30年ぶりのカナダにスタンレー杯ならず

 NHL(北米プロアイスホッケーリーグ)決勝スタンレー杯最終戦でエドモントン・オイラーズが敗れ、約30年ぶりにスタンレー杯をカナダに持ち帰る夢がまたしても泡と消えた。

 NHLスタンレー杯決勝(4戦先勝)はフロリダ・パンサーズとオイラーズの対戦となった。第1戦から3試合連敗したオイラーズはエドモントンでの第4戦に勝利すると、2連勝して3勝3敗とし、フロリダでの第7戦に臨んだ。

 カナダでは久しぶりにスタンレー杯がカナダに戻ってくる可能性に大盛り上がり。特にエドモントンでは2006年以来の決勝進出に今度こそというファンの思いも強かった。オイラーズは過去5回スタンレー杯で優勝している。

 決勝シリーズは3連敗のあとの3連勝ということもあり、勢いのあるオイラーズが優勝まで駆け抜けるかと思われたが、パンサーズの堅い守りに阻まれ1-2で惜敗した。3連敗の後に4連勝で優勝すれば、1942年のトロント・メープルリーフス以来の快挙となった。

 カナダのチームが最後に優勝したのは1993年のモントリオール・カナディアンズ。西カンファレンス・プレーオフ第2ラウンドでオイラーズに敗れたバンクーバー・カナックスは2011年に決勝まで進んだが、ボストン・ブルーインズに地元での最終戦で敗れた。その直後バンクーバーダウンタウンでは大暴動が起きた。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事