あと2日を残すのみとなったパリオリンピック。カナダ代表は後半もメダルラッシュとなっている。
陸上では、ハンマー投げ男子のEthan Katzberg選手(ブリティッシュ・コロンビア州ナナイモ市出身)が8月4日に第1投で金メダルを手中に収めた。22歳のKatzberg選手は同種目最年少金メダリストの称号も手に入れた。続いて6日、ハンマー投げ女子はCamryn Rogers選手(同リッチモンド市)が5投目で76.97メートルをマークし、この種目カナダが男女とも金メダルを獲得した。7日にはAlysha Newman選手が棒高跳び女子で銅メダルとなった。
8月9日に行われた陸上男子4x100Mリレー決勝でカナダは、アンカーのAndre De Grasse選手がイギリス、南アフリカを振り切り、37.50 秒のタイムで1位でゴール。1996年Donovan Bailey選手がアンカーを務めたアトランタ五輪以来の金メダルを獲得した。アメリカはバトンミスで失格、日本は第4走者にバトンが渡った時点では1位争いをしていたが5位に終わった。カナダは東京五輪では銀メダル。De Grasse選手は個人種目で決勝に進めなかったがリレーで雪辱を果たした。
その他、決勝に進んだ注目のビーチバレー女子カナダParedes/Wilkerson組は惜しくもブラジルにフルセットの末に敗れ銀メダルとなった。カナダ代表は、カヌー、ウエイトリフティング、テコンドーでもメダルを獲得。前半の水泳や柔道に続いて、後半も好成績となっている。
(記事 編集部)
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