フランスのパリで開催されていた夏季オリンピックが全競技を終え8月11日に幕を閉じた。カナダは金メダル9、銀7、銅11を獲得。ロシアなどがボイコットした1984年ロサンゼルス大会を除いた夏季五輪で最高のメダル数となった。
後半は陸上競技で男子400Mリレーやハンマー投げ男女で金メダルだったほか、男子800Mでアロップ選手が銀でカナダとして1964年東京大会以来となるメダル、女子棒高跳びではニューマン選手が銅メダルとなった。その他、カヌースプリント女子C1-200Mでビンセント選手が世界新記録で金メダル、今大会初の公式種目となったブレイキンではフィリップ・キム選手が初代金メダリストに輝いた。ビーチバレー女子は決勝で敗れ惜しくも銀メダルとなった。
前半は競泳で17歳のサマー・マッキントッシュ選手が金メダル3個を含む4種目でメダルを獲得。男子ではカーラム選手が200Mバタフライで銅メダルとなった。ドローン盗撮問題で揺れたサッカー女子は準々決勝でドイツにPKの末敗れ、東京に続く金メダルとはならなかった。
カナダは317選手が参加、8位入賞は81選手。15種目で計27個のメダル、17個が女子種目、9個が男子種目、1個は混合種目で獲得した。
8月11日に行われた閉会式では、女子は競泳のマッキントッシュ選手、男子はハンマー投げのイーサン・カッツバーグ選手が旗手を務めた。
次にパリに聖火が灯るのは、五輪が終了して17日後に開幕を迎えるパリパラリンピック。8月28日から9月8日まで開催される。
(記事 編集部)
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