難航していたエアカナダとパイロット組合(ALPA)の労使交渉が暫定合意したと9月15日にエアカナダが発表した。早ければ18日にも決行かとされていたストライキは直前で回避された。
声明によるとパイロットの給与は4年間で41.7%引き上げられるという。ALPAはそれでも航空運賃にはほとんど影響しないとしている。
ALPAは給与がアメリカのパイロットに比べかなり低く、アメリカの航空会社並みに引き上げることを要求していた。
エアカナダは、ストライキ決行の可能性を考慮して、9月15日から23日までの予約便については無料で予約変更を受け付けていた。今回のストライキ回避を受けて、予約便を変更した人で、変更前の便に再変更したい場合も無料で受け付けると発表している。
(記事 編集部)
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