前BC州首相ジョン・ホーガン氏が死去

BC州民支援を発表するホーガン州首相。2022年9月8日、ラングフォード。Photo by Province of British Columbia/Flickr
BC州民支援を発表するホーガン州首相。2022年9月8日、ラングフォード。Photo by Province of British Columbia/Flickr

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の前州首相ジョン・ホーガン氏が11月12日に死去した。65歳だった。BC州政府が発表した。ビクトリア市の病院で息を引き取ったという。

 デイビッド・イービー州首相は会見を開き「ジョンはブリティッシュ・コロンビア州の歴史上でも、また一人の人間としても傑出した人物でした。彼がブリティッシュ・コロンビア州に遺したものは大きい」と語った。

 BCNDP(新民主党)はホーガン氏が党首だった2017年にBCグリーン党と非公式連立で合意して選挙で接戦となったBC自由党を退け政権を取った。新型コロナウイルス禍の2020年10月には解散選挙で過半数を取ると安定政権を運営した。しかし体調不良で2022年に辞任。その後、駐ドイツ・カナダ大使に任命されたが、ガンがみつかったため帰国。今年6月からガン治療を受けていたという。

 日系カナダ人コミュニティとの関係も深く、日系ファウンデーションが主催するチャリティイベント、サクラガラにもゲストスピーカーで出席したことがあった。

(記事 編集部)

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