毎年恒例となった7人制ラグビー世界大会HSBCセブンズのカナダ大会「カナダセブンズ」がバンクーバーのBCプレースで開催される。2月21日~23日の3日間、男女各12チームが熱戦を繰り広げる。
バンクーバーでの開催は今年が10年目の記念大会。2015年に初めてバンクーバーでカナダ大会が開催されて以来、新型コロナウイルス禍でも途切れずに毎年開催されている。2023年からは男女同時開催となり、開催期間もそれまでの2日間から3日間となった。
7人制ラグビーは2016年リオデジャネイロ五輪から正式種目となり、セブンズ大会も出場権獲得大会になるなど重要な世界大会となっている。フランス五輪が昨年終わったばかりだが、すでに次のロサンゼルス五輪に向けた戦いが始まっている。
日本代表は男女出場、女子は6位と好調
セブンズ大会が男女同時開催となって3回目となる今大会。女子は毎年コアチームとして参加。過去2回は2023年が9位、2024年は10位と悔しい結果に終わっている。
しかし今年はここまで3大会を戦って6位につける。今年1月にパースで行われたオーストラリア大会では5位となった。バンクーバーでの活躍も期待できる。
男子は2023年大会以来2年ぶりにバンクーバー大会に参加。ただし今年は招待チームとして参加するため順位に関係なく1日目と2日目に試合に臨む。対戦相手はカナダとトリニダード・トバゴ。
大会スケジュールはこちら。https://vansevens.com/schedule
セブンズシリーズ、2024-25年大会から6大会に変更
HSBCセブンズシリーズは2024-25年大会から6大会開催となり、その後にワールドチャンピオンシップが開催され、今シーズンの優勝チームが決定する。
世界6大会は2024年11月のドバイを皮切りに、12月ケープタウン(南アフリカ)、1月パース(オーストラリア)、2月バンクーバー(カナダ)、3月香港、4月シンガポール。6大会の合計ポイントで上位8チームが、5月にロサンゼルスで行われるワールドチャンピオンシップに出場する。またロサンゼルスでは、9位から12位のチームとワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー上位4チームが、2025-26年シーズンのセブンズシリーズ出場4チームを掛けて戦う。
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(記事 編集部)
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