カナダ政府は新型コロナウイルス感染拡大防止策として実施している入国制限について、2021年1月21日まで延長すると発表した。11月30日が期限となっていた。アメリカからの入国を除くすべての国からの入国が対象となる。
これまでは期限前に毎回30日間の延長を発表していたが、今回は約50日間延長された。
アメリカからの入国制限は12月21日までとなっている。これについても延長されるだろうと発表した。
これでアメリカからと世界からの入国制限期限が1月に一致することになる。
現在カナダ政府は、カナダ市民権、永住権保持者やその家族ら、労働ビザや学生ビサなど入国が許可されている対象者以外のすべての渡航者の入国を禁止している。
入国が許可されている場合でも、入国後14日間の自己隔離を義務付け、違反した場合には罰金などの罰則を科している。
カナダ政府は「カナダ国民の安全を守るため」と説明している。
世界トップクラスのアマチュアスポーツ選手の入国を緩和へ
国際スポーツ大会を主催する世界トップクラスのスポーツ団体へ入国緩和措置に応じる用意があると発表した。
各州や市の公衆衛生局が発表している新型コロナ対策への計画書などの提出が必要と説明している。認可は、カナダ公衆衛生局(PHAC)と協議の上、遺産省(スポーツ・カナダ)が担当する。
カナダでは今年3月に新型コロナ拡大の影響で、フィギュアスケートやアイスホッケーの世界大会が中止となっている。
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