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プレイランド、7月10日オープン!

Mini Douts at PNE the Fair, Vancouver, British Columbia; Photo © the Vancouver Shinpo
PNE の the Fairで大人気のミニドーナツ。ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市; Photo © the Vancouver Shinpo

 バンクーバー唯一の遊園地プレイランドが今日からオープンする。新型コロナウイルス感染防止策を実施しながらだが、やっぱりバンクーバーの夏にプレイランドがないのは寂しい。利用できるアトラクションは順次状況を見て増やしていくということだ。

プレイランドもPNEも、今夏もオープンが決定

 バンクーバーの夏の楽しみの一つ言えば、夏の期間だけオープンする遊園地プレイランドと夏休み最後を飾るPNEのThe Fairだ。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が危ぶまれていた。4月18日にはブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士が「今年は大勢の人が集まる結婚式やPNEなどのイベントは夏も開催不可能」と語り、ほぼ絶望的だった。

 ところが6月24日、BC州ジョン・ホーガン州首相が規制緩和第3段階への移行を発表した翌日、PNE(Pacific National Exhibition)社長兼CEOシェリー・フロスト氏が新型コロウイルス感染防止策を取りながらプレイランドも、The Fairも開催することを発表した。

プレイランド再開は7月10日から

 第1段階としてプレイランドが7月10日から再開する。まずは7月第2週末の3日間から。10日から12日は家族連れに人気のアトラクションやミニドーナツなどの人気フードも楽しめるという。

 利用できるアトラクションの数は状況を注視しながら徐々に増やしていく予定だ。公衆衛生局と連携しながら安全に市民が楽しめるプレイランドを目指す。その一環として入場料には「おもしろい柄のマスク」が含まれている。

 また、BC Dayの3連休、8月1日から3日までは特別バージョンを用意する。詳細はまだ明らかにされていないが、お楽しみということらしい。

 チケットはすでに販売され、一度に入場できる人数を制限するため、入場は予約制。午前の部と午後の部とに分かれている。

2020 PNE The Fairは前例のない形で

 毎年、夏休み最後の2週間に開催されるPNE The Fairは老若男女を問わず、多くの人々が楽しむバンクーバーの一大イベント。今年は「2020年バージョン」で開催するという。

 バンクーバー・コスタル・ヘルスの指導の下、フィジカルディスタンスやその他の新型コロナウイルス感染予防策を実施しながら、毎年人気のスーパードッグショーや農家体験展示会などをドライブスルーで行う予定だ。

詳細はPNEホームページを参照https://www.pne.ca/

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週刊カナダニュース:7月2日‐7月8日

Canada News by Vancouver Shinpo; Designed by ©Vancouver Shinpo

7月8日 今年度の負債額は3432億ドル

 カナダ政府ビル・モルノー財務大臣は今年度の予算案に代わる財政スナップショットを発表。負債額が3432億ドルになるとの試算を示した。新型コロナウイルス感染拡大への対応で緊急支援としてすでに2310億ドルを個人や企業への支援や公衆衛生対策などに費やしている。

連邦政府の財政スナップショットはこちら

7月8日 カナダのモデリング発表、新型コロナの抑制に成功

 カナダ公衆衛生局副局長ヌー博士が会見でカナダの最新モデリングを発表した。現在でも州によって状況が異なるが、概ねカナダ全体で新型コロナ感染拡大の抑制に成功していると報告。3月から実施してきた感染防止策に国民が協力し、医療機関の崩壊を回避することができたと説明した。ただ第2波については「仮定の話ではない」と警鐘を鳴らした。

7月7日 BC州政府、非常事態宣言を延長

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府が非常事態宣言を2週間延長すると発表した。7月21日までとなる。BC州は3月18日に新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に非常事態宣言を出して以降、2週間ごとに延長を続けている。

7月7日 ブルージェイズ開幕戦はタンパベイでレイズ戦

 大リーグ(MLB)が今季レギュラーシーズンのスケジュールを6日に発表した。カナダを本拠地とする唯一の大リーグチーム、トロント・ブルージェイズの開幕戦は7月24日、フロリダ州タンパベイでレイズと対戦する。ブルージェイズの練習はすでにトロントで開始されているが、シーズン中のホームゲームについてはアメリカからの入国が大きな壁となりそうだ。

7月7日 トロント、オタワで今日から屋内公共施設でのマスク着用義務化

 新型コロナウイルス感染拡大防止策としてオンタリオ州トロント市とオタワ市を含む多くの市町で今日から屋内公共施設利用時のマスク着用が義務化された。

 この日は一部マスク着用義務化に反対する市民が反対デモを実施。マスクを着用せず地下鉄を利用する様子をメディアが紹介した。

 公共交通機関利用時のマスク着用義務化はトロント市では7月3日に、オタワでは6月中にすでに始まっている。

7月6日 MLBブルージェイズ、トロントでトレーニング開始

 大リーグ(MLB)でオンタリオ州トロントを本拠地とするトロント・ブルージェイズがこの日からロジャーズセンターでトレーニングを開始した。

 チーム全体が自己隔離状態となることで入国が許可され、5日夜にトロント入り。空港から直接ホームグラウンドに隣接する宿泊施設に移動し翌日からトレーニングを開始した。

7月6日 カナダ国連大使にレイ氏を任命

 カナダ政府は新しい国連大使にボル・レイ氏を任命したと発表した。レイ氏は元連邦自由党暫定党首を務めた人物で、最近ではカナダ先住民族やミャンマーの人権問題を担当する特命大使を担っていた。

 カナダは非常任理事国任命投票でヨーロッパのノルウェーとアイルランドに敗れ、国連での発言力が低下するのではと危惧されている。

 レイ氏の父ソウル・レイ氏も元国連大使(1972‐1976)。

7月6日 バンクーバー発着も対象、カナダ政府、感染者が搭乗していたフライト発表

BC Centre for Disease Controlとカナダ連邦政府は、新型コロナウイルス感染者が搭乗していたフライトについてウェブサイトで発表。ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーを発着するフライトも含まれている。該当者には体調に注意するよう呼び掛けている。

7月6日 トルドー首相、ワシントンDC行きを回避

 トルドー首相はこの日の朝の会見で7月にメキシコのロペスオブラドール大統領がアメリカ・ワシントンDCを訪問しトランプ大統領と会談する予定に合わせての渡米を行わないと発表した。

 カナダ・アメリカ・メキシコ3カ国による北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(アメリカ・メキシコ・カナダ協定)」が今月1日に発効したことを受け3首脳が会す機会となる予定だったが国内事情や新型コロナウイルス感染対策を理由にカナダが不参加を表明した。

7月6日 ノバスコシア州でアメリカからの渡航者の感染を確認

 ノバスコシア州が1人の新たな新型コロナウイルス感染者の確認を発表した。アメリカからトロント経由で入国し、ハリファックスに到着。7月4日にプリンスエドワード島で2カ月ぶりに確認された感染者がノバスコシア州で接触していたのがこの男性だったことが判明している。

7月5日 PEIで新たに2人の新型コロナ感染者を確認

 プリンスエドワード島州公衆衛生局長ヘザー・モリソン博士は前日の3人に続き、この日も2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。

 前日には20代男性がノバスコシア州でアメリカから入国した渡航者と接触していたことを公表。この日の感染者は2人ともこの20代男性の濃厚接触者。

 前日確認された20代女性が勤務している長期療養施設での検査結果については現在のところ感染者は確認されていないと発表した。入居者やスタッフなど100人以上に検査を実施していると発表している。

7月3日 BC州で映画館が再開!

 規制緩和第3段階に入っているブリティッシュ・コロンビア(BC)州でこの日から映画館が再開した。新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底しながらの営業開始となる。

 映画産業が盛んなBC州ではテレビドラマなどの撮影も第3段階から再開される予定で、エンターテイメント業界も徐々に活気づき始めている。

 美術館や一部の観光アトラクションはすでに再開し、待ちわびた市民らに利用されている。

7月3日 カナダ公衆衛生局長、ブルージェイズの入国を承認

 カナダ公衆衛生局長テレサ・タム博士は会見で、大リーグ(MLB)でオンタリオ州トロントを本拠地とするトロント・ブルージェイズのトロントでのトレーニングを承認したことを明らかにした。ただシーズン開幕については別問題とトレーニング限定措置を強調した。

7月3日 WEチャリティ、カナダ政府の支援を辞退

 WEチャリティはカナダ政府による9億ドルの支援を辞退すると発表した。

 国際的にチャリティ活動を展開しているWEチャリティはトルドー首相やソフィ首相夫人とのつながりが強く、首相が支援を発表した当初から野党らから支援決定までの過程が不透明との批判が出ていた。

 トルドー首相はこの日の会見で支援の辞退は「とても残念」と語った。

7月3日 東海岸4州で移動制限解除

 州境の往来を制限していた東海岸4州、ニューブランスウィック州、ノバスコシア州、プリンスエドワード島州、ニューファンドランド&ラブラドール州で、この日から4州の住民に限り移動制限が解除となった。

 待ちわびていた州民らは早速移動を開始。州境では変わらずチェックが実施されているため、道路には隣州へ向かう人々の長い列ができていた。

 4州以外住民が移動する場合は依然として入州後に14日間の自己隔離義務が課せられている。

7月2日 TMX拡張工事差し止め裁判で先住民族の敗訴が決定

 アルバータ州からブリティッシュ・コロンビア州バーナビーまでのオイルサンドを運ぶトランスマウンテン・パイプライン拡張工事を巡る裁判で、カナダ最高裁判所は建設反対派の先住民族の上訴を受け付けないと決定したことが分かった。

7月2日 首相住居敷地内に侵入した男を逮捕

 ジャスティン・トルドー首相やカナダ総督の住居があるリドーホール敷地内に2日男が侵入し、逮捕されたことが分かった。

 連邦警察(RCMP)が発表したところによると、男はこの日の早朝ピックアップトラックで歩行者用入り口から敷地を囲っている柵を突破し侵入。その後、警察の約2時間に及ぶ説得に応じて拘束されたという。男は銃を所持していたとも発表している。

7月2日 トロント公共交通機関でのマスク着用開始

 カナダ最大都市オンタリオ州トロントでこの日から公共交通機関の利用時にマスク着用を義務付ける対策が開始された。首都オタワでは6月から公共交通機関利用時のマスク着用義務化を開始。ただ罰則は設けていない。

 屋内公共施設でのマスク着用義務化もトロントやオタワをはじめとするオンタリオ州内の市町ですでに発表され、7月7日から実施される。

 これまで最も感染者が多かったケベック州でも6月30日にレガルト州首相が7月13日から公共交通機関利用時のマスク着用義務化を実施すると発表している。

7月2日 アルバータでは屋外イベントで200人まで許可

 アルバータ州公衆衛生局長ディーナ・ヒンショウ博士は屋外のコミュニティイベント限定で200人まで集まることを許可すると6月30日に発表した。フィジカルディスタンスなど必要な新型コロナウイルス感染防止対策が実行されていることが条件。フェスティバル、花火、ロデオ、スポーツイベントなどが含まれる。実施は6月30日から。

バンクーバーで映画館も再オープン! 7月もサービス再開相次ぐ

PNE at Vancouver; British Columbia; Photo © The Vancouver Shinpo
バンクーバー唯一の遊園地プレイランドがあるPNE。 Photo © The Vancouver Shinpo

 規制緩和第3段階に入ったブリティッシュ・コロンビア(BC)州でビジネスの再開がさらに進んでいる。

 7月3日には映画館が再開した。屋内施設で人が密集することを避けることが新型コロナウイルス感染拡大防止につながるとした防止策のため、映画館やコンサート会場などのエンターテイメント業界が大きな打撃を受けている。

 そんな中でようやく再開となった映画館。フィジカルディスタンス(2メートルの物理的距離を取る対策)や消毒液の設置など、必要な感染防止策を実施しての再開となった。

 3日に再開したのは大手映画館会社シネプレックス。メトロバンクーバーでは、ダウンタウンのスコシアバンクシアター、バーナビー・メトロタウン、ラングレー、サレー・ストロベリーヒル、リッチモンドなどで上映が再開している。

バンクーバーの人気アトラクションが続々オープン、遊園地やプールも

 BC州で6月24日から規制緩和第3段階に入り、バンクーバーでは人気アトラクションが次々とオープンしている。

 市民に大人気ハイキングコースのグラウスマウンテン・グラウスグラインドや、バンクーバーアートギャラリー(VAG)、バンクーバー水族館のほか、ウィスラーも6月29日からゴンドラが運転再開した。

 今月10日にはバンクーバー唯一の遊園地プレイランドがオープンし、13日からは人気の屋外プール、キツラノプールも人数制限しながら再開する。

 ただ新型コロナウイルス感染の危険性がなくなったわけではないとBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士。7月6日の会見で新型コロナウイルス感染拡大は現在のところ抑えられているが、まだまだ感染防止策を万全にして慎重に経済活動再開に臨まなければならないと語った。

 フィジカルディスタンス、手洗いや消毒などの徹底、必要な場所でのマスク着用などを心がけるよう改めて要請した。

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BC州政府、7月21日まで非常事態宣言を延長

The Legislative Assembly of British Columbia, Victoria, Canada.
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府が非常事態宣言を2週間延長すると発表した。7月21日までとなる。BC州は3月18日に新型コロナウイルス感染拡大防止への対応を目的に非常事態宣言を出して以降、2週間ごとに延長を続けている。

 新型コロナウイルス感染に関してBC州は早い段階からBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士が先導し、感染拡大を最小限に抑えてきた。現在の新規感染者数は毎日10人前後で、入院患者も20人未満と医療機関の崩壊も回避してここまできている。

規制緩和第3段階に入っても慎重な姿勢を崩さないBC州

 BC州は6月24日からは経済活動の規制緩和第3段階に入っているが、感染防止策では慎重な姿勢を崩していない。

 ヘンリー博士は、現在でも州民に対し、家族や友人など一度に接触する人数は2人から6人までの少人数とすること、フィジカルディスタンス(2メートルの物理的距離を取る対応)や手洗いを徹底すること、屋内施設や公共交通機関など必要な場所ではマスクを着用することなどを要請している。

 また第3段階から州内での不要不急以外の移動が解禁となり、旅行もできるようになったが、コミュニティによってはまだ旅行者を受け入れる体制が整っていないところもあるため、慎重に行動してほしいと語っている。

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ブルージェイズ米国からトロント入りで練習再開もシーズン中のホームは不可能か?

Canada News by Vancouver Shinpo; Designed by ©Vancouver Shinpo

 大リーグ(MLB)でオンタリオ州トロントを本拠地とするトロント・ブルージェイズが6日から練習を開始した。チームはアメリカ・フロリダ州でシーズン開始前のトレーニングを実施していたが、今月から4カ月遅れてシーズンが開幕するのを前に本拠地に戻ってきた。

 7月3日には連邦、州、市の公衆衛生局からチーム全体が自己隔離状態となることで入国が許可され、5日夜にトロント入り。空港から直接ホームグラウンド、ロジャーズセンターに隣接する宿泊施設に移動し翌日からトレーニングを開始した。

 一部フロリダで新型コロナウイルス陽性反応が出た選手やスタッフは現地にとどまっているとアメリカのスポーツニュースが伝えている。選手の感染については、チームは公式に発表していない。

シーズン中の米加国境往来は不可能か?

 今回のアメリカからの入国については、国境閉鎖措置が取られているためカナダに入国する場合は14日間の自己隔離義務が課せられる。

 カナダ公衆衛生局長テレサ・タム博士は7月3日の会見で、チーム全体を一つの単位として14日間の自己隔離を実施し、この間はファンらとの接触はもちろん外出も禁止されていると説明した。

 今回のアメリカからの入国許可はあくまでもトレーニングのためのもので、シーズンが開幕しチームが国境を行き来できるかは全く別の問題と同席した公衆衛生副局長ハワード・ヌー博士が説明した。

 大リーグで唯一カナダを本拠地とするブルージェイズがシーズン開幕後に相手チームも含めて国境を行き来できるかは現時点では不透明だ。

 他の北米プロリーグMLS(メジャーリーグサッカー)は全試合をフロリダで、NHLはプレーオフをカナダ2都市で実施する予定と報道されている。

 NHLのプレーオフについては、オンタリオ州トロントとアルバータ州エドモントンが候補地となっているが、すでに連邦政府の許可は出ている。それでも「カナダ国民の安全が最優先」として、選手やスタッフが感染した場合に開催都市で市民の検査機会が影響しないことを約束している。

 両リーグとも公式戦で米加の国境を超えることはない。今後のMLBの説明が待たれる。

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週刊カナダニュース:6月25日‐7月1日

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7月1日 カナダデー

 毎年全国各地で花火が打ち上げられるなどお祭りムードいっぱいのカナダ建国記念日カナダデー。首都オタワでは総督や首相が参加し、特設舞台でカナダ先住民族の踊りやカナダ出身歌手らによるコンサートが行われるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響ですべてキャンセル。

 ジャスティン・トルドー首相は夫人同伴のビデオメッセージで国民とともにカナダデーを祝った。

6月30日 BC州、長期療養施設への訪問の一部再開を発表

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でブリティッシュ・コロンビア州ではシニアが生活する長期療養施設への訪問が禁止されていが、一部解除し訪問を再開すると発表した。

6月30日 EUがカナダからの渡航解禁

 欧州連合(EU)が7月1日からカナダを含む14カ国からの渡航制限を解除することで合意したことが分かった。

6月30日 カナダ政府が海外からの入国禁止を7月31日まで延長

 カナダ政府は新型コロナウイルス感染防止策として実施している国境閉鎖について、海外からの渡航者の入国禁止措置を7月31日まで延長すると発表した。

6月30日 ケベック州で公共交通機関でのマスク着用義務化発表  

 ケベック州レガルト州首相は公共交通機関の利用時にマスク着用を義務付けると発表した。7月13日から実施。

6月30日 トロント市が屋内公共施設利用でのマスク着用義務化へ

 オンタリオ州トロント市で屋内公共施設利用時にマスク着用を義務付けるとトーリ市長が発表した。7月7日から実施開始。

6月30日 エアカナダが国内30路線廃止を発表

 カナダ航空最大手エアカナダが国内30路線を廃止すると発表した。同社は2万人の解雇も発表しており、新型コロナウイルス感染拡大が大きく影響している。

6月29日 ケベック州、新型コロナ発表を再開

 カナダ国内で最も新型コロナウイルス感染者が多いケベック州は、新たな感染者数が落ち着いてきたとして6月24日に感染状況の発表を週1回に減らすとしていたが、29日から再び毎日報告すると方針を再転換した。

6月28日 エアカナダ、ウエストジェット、フィジカルディスタンス対策を廃止へ

 カナダ航空会社大手2社が3列座席の中央席の予約を開始すると発表した。フィジカルディスタンスが実行できないとして懸念の声があがっている。

6月26日 有害なハンドサニタイザー流通

 BC疾病管理センター(BCCDC)がメキシコの企業が製造したハンドサニタイザーが人体に有害なメタノールを含有している可能性があるとして警告した。

6月26日 BC州内先住民族COVID-19感染状況を発表

 ブリティッシュ・コロンビア州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士が先住民族公衆衛生担当マクドナルド博士と記者会見し、州内先住民族の感染者は87人と発表した。死亡した人は4人。

6月26日 バンクーバーがNHLハブシティから脱落

 NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)がシーズン再開にむけてハブとなる2都市の候補6都市からブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市を除外したことが分かった。

6月26日 バンクーバー水族館が3カ月ぶりにオープン!

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月17日から休館していたブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市にあるバンクーバー水族館がこの日からオープンした。待ちわびた家族連れが多く訪れた。

6月26日 キツラノ屋外プールが7月から利用再開へ

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市にある巨大屋外プールキツラノプールが7月13日から利用できることが分かった。バンクーバー市が発表した。同市内その他2つの屋外プールも再開される。

6月25日 BC州コロナ禍での卒業

 ブリティッシュ・コロンビア州公立学校でこの日終業を迎えた。高校3年生にとってはコロナ禍での卒業となった。この日の会見でBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士が卒業生に祝福のメッセージを贈った。

6月25日 PNEプレイランドが7月10からオープン!

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーの唯一の遊園地PNEのプレイランドが7月10日の週末から再開する。夏休みのお楽しみThe Fairの開催も同時に発表された。

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Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today
Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today

7月27日 カナダの新型コロナウイルス感染状況

新規感染者数 416人
感染者累計 114,597人
死亡者数累計 8,901人
現在感染者数 5,836人
回復者数累計 99,860人

州別新規感染者数(カッコ内は累計)

ブリティッシュ・コロンビア州 24人(3,500人)
アルバータ州 91人(10,390人)
サスカチュワン州 31人(1,209人)
マニトバ州 6人(400人)
オンタリオ州 119人(38,799人)
ケベック州 145人(58,728人)
ニュー・ブランスウィック州 0人(170人)
ノバスコシア州 0人(1,067人)
プリンスエドワード島州 0人(36人)
ニューファンドランド&ラブラドール州 0人(266人)
ユーコン準州 0人(14人)
ノースウエスト準州 0人(5人)
ヌナブト準州 0人(0人)

カナダ公衆衛生対策

  • フィジカルディスタンス(2メートルの物理的距離)の実行
  • 手洗いの励行
  • 風邪に似た症状や体調が優れないなど少しでも新型コロナウイルス感染の疑いがあると思われる症状がある場合は外出しない
  • フィジカルディスタンスが実行できない場合は医療用以外のマスク・顔を覆う物を着用
  • 新型コロナウイルス感染の疑いがある場合は、各州公衆衛生局が指定する方法で検査を受ける

カナダの国境対策と入国制限

カナダ政府は3月18日より海外からのすべての旅行者の入国を禁止。6月30日、入国禁止措置を7月31日まで延長することを発表した。カナダ国籍・永住権保持者を含む一部の滞在資格保持者は対象外。

カナダ・アメリカ国境閉鎖について

カナダ政府は7月17日、アメリカとの国境閉鎖を8月21日まで延長すると発表した。カナダとアメリカの国境閉鎖措置は両国の合意により3月21日から双方向で実施され、必要不可欠な物流や不要不急以外の往来を禁止している。

カナダ入国時の対策

カナダへの入国禁止期間中でもカナダ国籍・永住権保持者を含め、一部滞在許可保持者は入国を認められている。

https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection/latest-travel-health-advice.html#_Canada-U.S._border_restrictions_1

入国するすべての渡航者は新型コロナウイルス対策として以下が義務付けられている;

  • 入国後14日間の自己隔離(他の人との接触を制限)を実施すること
  • 空路、陸路、航路を含むすべての入国地点で、カナダ国境サービス庁に連絡先を提出すること
  • 自己隔離中に症状が出た場合は、他人との接触を断ち、各州公衆衛生局に連絡して検査を受けること

https://www.canada.ca/en/public-health/services/publications/diseases-conditions/2019-novel-coronavirus-information-sheet.html

これらのカナダ政府が定めた新型コロナウイルス感染防止規定に違反した場合は、6カ月の禁固刑・750,000ドルの罰金が科せられる。

ブリティッシュ・コロンビア州から入国する場合は自己隔離計画を提出しなければならない。

https://www2.gov.bc.ca/gov/content/safety/emergency-preparedness-response-recovery/covid-19-provincial-support/self-isolation-on-return#federal-plan

カナダ国籍・永住権保持者以外で、入国が許可されている対象者

  • 労働ビザ・学生ビザ・短期労働者ビザ(必要不可欠な季節労働者などが含まれる)保持者 
  • 外交官 
  • 航空会社乗務員

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/coronavirus-covid19/visitors-foreign-workers-students.html#restrictions-students

6月9日から入国規制の一部緩和によりカナダ国籍・永住権保持者の家族に限り条件付きで入国を許可。

対象近親者は以下のとおり;

  • 配偶者・コモンローパートナー 
  • 扶養内の子ども、もしくは配偶者・コモンローパートナーの扶養内の子ども 
  • 親・継親、もしくは配偶者・コモンローパートナーの親・継親 
  • 後見人

入国条件;

  • 新型コロナウイルス(COVID-19)の症状やその疑いがある症状がないこと 
  • 新型コロナウイルス(COVID-19)に感染している疑いがないこと 
  • 15日間以上カナダに滞在すること、など

入国後の14日間自己隔離などの入国者全員を対象とした対策も義務付けられている

https://www.canada.ca/en/border-services-agency/news/2020/06/changes-to-travel-restrictions-for-immediate-family-members-of-canadian-citizens-and-permanent-residents.html

空港・航空機利用の対策について

空港での対応

現在カナダでは、国際線の受け入れを、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー空港、オンタリオ州トロント空港、ケベック州モントリオール空港、アルバータ州カルガリー空港に限定している。

海外からの渡航者で、入国時に空港ですでに新型コロナウイルス感染の疑いがある症状がある場合は、カナダ国境サービス庁職員が保健機関担当者に連絡し、担当者が対応するとしている。

https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection/latest-travel-health-advice.html

マスクの着用義務付け

飛行機を利用するすべての搭乗者は、空港や飛行機利用時で、医療用以外のマスク、もしくは、顔を覆う物の着用が義務付けられている。ただし、2歳以下の子ども、呼吸器疾患がある人、マスク着脱に補助がいる人は対象外。

医療用以外のマスク・顔を覆う物を所持していない場合は、空港内の規制エリアに入場できないため、旅程を続行できない。

セキュリティチェックポイントや個人を確認する場合は、マスクを一時的に外すよう指示される場合がある。

https://www.tc.gc.ca/en/initiatives/covid-19-measures-updates-guidance-tc/covid-19-information-for-travellers.html

体温検査について

カナダ運輸省は6月12日、飛行機を利用するすべての搭乗者に体温検査を実施するよう航空会社に義務付けることを発表した。

段階的に導入され、第1段階は6月30日からすべての航空会社はカナダに到着する国際線・アメリカ線を対象に出発地点での搭乗者の体温検査実施が義務付けられる。第2段階は7月下旬からカナダ国際線運航4空港での出発便を対象に実施、第3段階は9月から全国主要11空港で出発便を対象に実施となっている。

https://www.canada.ca/en/transport-canada/news/2020/06/temperature-screening-to-be-required-for-travellers-at-canadian-airports.html

海外からの入国禁止は7月31日まで、14日間自己隔離は8月31日まで

Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today
Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today

 カナダ政府は6月30日、新型コロナウイルス感染防止策として実施している国境閉鎖について、海外からの渡航者の入国禁止措置を7月31日まで延長すると発表した。

 カナダ国籍・永住権保持者とその家族、外交官や季節労働者などは対象外。ただし新型コロナウイルス感染の症状がある場合は入国が拒否される。

 カナダはアメリカ国境を除く入国禁止措置を3月18日から実施。6月30日までとしていたが今回1カ月延長された。

 理由についてカナダ政府は、「(新型コロナウイルス)感染症の侵入と拡大はカナダの公衆衛生に重大な危険をもたらす可能性が高く、海外に滞在していた人のカナダ入国はカナダに感染症が持ち込まれ、拡大する恐れがあり、感染拡大の可能性を防止する対策について国境閉鎖以外の選択肢はない」としている。

 アメリカとの国境については3月21日から国境閉鎖措置が取られ、6月16日にジャスティン・トルドー首相が朝の定例会見で6月21日に期限が切れる米加国境閉鎖措置について30日延長することでアメリカ政府と合意したと発表した。7月21日までとなる。

カナダ入国者の14日間自己隔離政策を8月31日まで延長

 カナダに入国できる渡航者は現在入国後14日間の自己隔離が義務付けられている。違反した場合は、罰金もしくは禁固刑が科せられる。

 6月30日、カナダ政府はこの14日間自己隔離義務対策について、8月31日まで延長すると各メディアが報道している。

 渡航者は入国時に連絡先の提出を義務付けられていて、自己隔離を実施しているかチェックされるとしている。

 ブリティッシュ・コロンビア州では入国前に自己隔離計画を提出することを義務付けている。オンラインから事前に提出できる。

カナダ新型コロナウイルス対応経済緊急対策

Parlament, Ottawa, Canada; File Photo by Japan Canada Today

 新型コロナウイルス感染拡大防止策を3月中旬から強化した結果として、個人や企業への経済的負担が大きくのしかかったため、連邦政府は緊急経済支援策を実施。減収した個人や企業に早急な支援を実行するとともに、経済活動の再開へと支援の内容を移行している。

カナダ政府が実施している経済対策は専用ページで紹介している。

https://www.canada.ca/en/department-finance/economic-response-plan.html#businesses

個人への支援(Support for Individuals)

個人・家族への支援

▼カナダ緊急対応給付金(Canada Emergency Response Benefit:CERB)

新型コロナウイルス感染拡大により、解雇、一時帰休、就業時間削減などで収入が1カ月1000ドル以下に減収した個人や自営業者を対象に、4週間ごとに2000ドル(課税対象)を最大で24週間支給する現金給付策。https://www.canada.ca/en/services/benefits/ei/cerb-application.html

事業支援(Support for Businesses)

一時解雇の回避、従業員の再雇用、新しい雇用創出への支援策

▼カナダ緊急賃金助成制度(Canada Emergency Wage Subsidy:CEWS)

条件を満たす雇用主に対し、従業員賃金の75パーセント(1従業員につき1週間847ドルを上限)を保証。従業員の再雇用や一時解雇の回避を可能にする対策。実施は3月15日から8月29日まで。https://www.canada.ca/en/revenue-agency/services/subsidy/emergency-wage-subsidy.html

▼カナダ緊急商業賃貸援助(Canada Emergency Commercial Rent Assistance:CECRA)

中小企業が負担する商業用賃貸料を4月と5月(遡って申請可能)、6月に限り75パーセントを削減する対策。50パーセントを連邦・州政府が支援し、賃貸契約事業者が最大25パーセントを負担、不動産所有者が25パーセントを負担する。 https://www.cmhc-schl.gc.ca/en/finance-and-investing/covid19-cecra-small-business

▼大企業緊急融資策(LEEFF)

大企業の事業継続に必要なつなぎ融資を提供する。対象は新型コロナウイルス感染拡大によって従来の融資では事業継続が不十分な大企業。この対策でカナダの大企業を支援することにより、従業員、および関連するサプライヤーも援助することができる。さらに大企業の急速な事業回復も可能となる。

このプログラムは、カナダ開発投資公社と、イノベーション・科学・経済開発省、財務省との協力により実現。https://www.cdev.gc.ca/home-ceefc/

▼ワークシェアリングプログラムの拡張(Extending the Work-Sharing program)

COVID-19の影響を受けている事業者を対象に、ワークシェアリングプログラムの適用最大期間を38週間から76週間に延長。 これにより、通常の労働時間を短縮することに同意する従業員に所得支援を提供。https://www.canada.ca/en/employment-social-development/services/work-sharing/notice-covid-19.html#_Employers

▼若者のための新しい雇用と機会の創出

今夏から今後数カ月に、学生が就職先を見つけて有用なスキルを習得できるように最大116,000件の雇用機会、就職斡旋、その他のトレーニングの機会を創出。さらに、カナダの夏期雇用プログラムの一時的な変更により、雇用主に以下のことを可能にする;

  • 増額した賃金助成金の受給することにより、民間および公共機関の雇用主は、各従業員への州・準州の最低時給を最大で100パーセント受け取ることが可能となる
  • 2021年2月28日まで雇用
  • プロジェクトと仕事内容を適応させる
  • パートタイムでスタッフを雇用

トロント市が屋内公共施設利用でのマスク着用義務化へ

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 マスク着用を巡って相変わらず議論が続いているカナダ国内だが、この日記者会見したオンタリオ州トロント市ジョン・トーリ市長は、市内の屋内公共施設でのマスク着用を義務付けることを発表した。市の公衆衛生局長アイリーン・デビラ博士が推奨し、市議会でも同日可決された。

 トーリ市長は「マスク着用はお互いを尊重し保護する行為」と記者会見で語り、「多くの市民に店内や公共の職場でマスクを着用してほしい。経済活動再開と、ある程度普通の生活に近い形に戻るためには必要」と要請した。トロント市でも規制緩和が第2段階に入り、多くのビジネスが再開を始めている。

 モールやコンビニ、スーパー、レストラン、図書館、コミュニティセンター、協会、美術館、ホテルのロビーなど多くの人が利用する店舗や公共の施設が対象。

 カナダでも、一部の特に高齢の男性から、マスク着用が「男らしくない行為」と受け取られているということがあり、マスク着用に抵抗があるとする人も少なくない。トーリ市長は以前にも「マスクを着用したからといって男らしくないということはない」と記者会見で語っている。

 トロント市はすでに公共交通機関を利用する場合には、7月2日からマスク着用を義務付けている。今日の決定は7月7日から実施される。

 トーリ市長によると、違反者を取り締まることは現状ではしないという。着用していな人には、着用を促す注意にとどめるとしているが、罰金の設定は予定していると発表している。

 トロント市近郊のミササガ市やブランプトン市でも同様の措置を取ることが発表されている。

 一方で、オンタリオ州ダグ・フォード州首相は同日の会見で、州全土に同様の規制を導入することは現時点では考えていないと語った。州内でも地域によって新型コロナウイルス感染状況が違うためと説明した。

 トロント市は2歳以下の子どもや呼吸器系に疾患がある人などは対象外としている。

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エアカナダが国内30路線閉鎖を発表

バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today
バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today

 カナダ最大航空会社エアカナダが、東海岸州を中心に、オンタリオ州、ケベック州を含む30路線の閉鎖を発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止策としてカナダ政府をはじめ世界各国での実施された国境閉鎖や自宅待機などの措置が影響したと声明で報告している。新型コロナの影響から完全に回復するには少なくとも3年はかかるとの見通しも示し、今後も費用削減などの対策を実施する可能性が高いとしている。

 報告によれば2020年第1四半期の純損失は10億5000万ドルという。3月だけでも6億8800万ドルの純損失だったと公表している。

 同社すでに全従業員の約50パーセント、解雇や契約解除、早期退職者などを合わせて約2万人を削減することも明らかにしている。

 アジア路線では7月はバンクーバーから香港、韓国、東京・成田の3路線のみが運航している。

カナダ国内廃止予定30路線

東海岸州:

  •     Deer Lake-Goose Bay
  •     Deer Lake-St. John’s
  •     Fredericton-Halifax
  •     Fredericton-Ottawa
  •     Moncton-Halifax
  •     Saint John-Halifax
  •     Charlottetown-Halifax
  •     Moncton-Ottawa
  •     Gander-Goose Bay
  •     Gander-St. John’s
  •     Bathurst-Montreal
  •     Wabush-Goose Bay
  •     Wabush-Sept-Iles
  •     Goose Bay-St. John’s.

ケベック・オンタリオ州:

  •     Baie Comeau-Montreal
  •     Baie Comeau-Mont Joli
  •     Gaspé-Iles de la Madeleine
  •     Gaspé-Quebec City
  •     Sept-Iles-Quebec City
  •     Val d’Or-Montreal
  •     Mont Joli-Montreal
  •     Rouyn-Noranda-Val d’Or
  •     Kingston-Toronto
  •     London-Ottawa
  •     North Bay-Toronto
  •     Windsor-Montreal

カナダ西部:

  •     Regina-Winnipeg
  •     Regina-Saskatoon
  •     Regina-Ottawa
  •     Saskatoon-Ottawa

空港内カウンター閉鎖対象

  •     Bathurst (New Brunswick)
  •     Wabush (Newfoundland and Labrador)
  •     Gaspé (Quebec)
  •     Baie Comeau (Quebec)
  •     Mont Joli (Quebec)
  •     Val d’Or (Quebec)
  •     Kingston (Ontario)
  •     North Bay (Ontario)

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エアカナダ、ウエストジェット、フィジカルディスタンス対策を廃止へ

バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today
バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today

 カナダの主要航空会社エアカナダとウエストジェットが、これまで新型コロナウイルス感染拡大予防策として導入していた3列座席の中央席販売停止を解除することが分かった。

 7月1日以降の運航便から中央席の予約を受け付けるという。

 これについてフィジカルディスタンス(2メートルの物理的距離をあける)対策が実行できないとして懸念する声があがっている。

 カナダ公衆衛生局長テレサ・タム博士は6月29日朝の定例会見で各航空会社の決定についてコメントできないがとしながらも「公衆衛生局がフィジカルディスタンスを推奨していることには変わりない」と述べた。

 ブリティッシュ・コロンビア州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は「非常に懸念している」と語っている。

体温測定、マスク着用は継続

 カナダ政府マーク・ガルノー運輸大臣は6月12日、飛行機を利用するすべての搭乗者に体温測定を実施するよう航空会社に義務付けることを発表、6月30日から実施されている。

 またマスク着用もすでに義務付けている。これらの新型コロナウイルス感染拡大防止策は引き続き実行される。

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