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3日間隔離ホテルをカナダ政府が募集

Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today
Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today

 カナダ政府は、実施を予定している海外からの渡航者全員への空港PCR検査とホテル隔離対策で利用する隔離ホテルを募集するための要項を発表した。

 カナダ政府のホームページによると、申請できるのは民間のホテルで、ホテルの場所は空港から10キロメートル以内、3泊の宿泊、空港からホテルまでの移動、食事、インターネットサービスの確保、宿泊者の情報を関係機関に知らせることなどの条件を満たさなければならない。その他にも、条件が細かく決められている。

 申請があったホテルから、カナダ公衆衛生局(PHAC)が審査して決定する。

 申請締め切りは2月10日午後11時59分(太平洋標準時)。

 詳細は、COVID-19 mandatory 3-night hotel stays: Apply to be a listed hotelに記載されている。

 ジャスティン・トルドー首相は1月29日、カナダに空路で入国する全ての渡航者に対して、空港でのPCR検査と検査結果が出るまでの3日間を指定ホテルに自費で滞在することを義務付けると発表した。滞在費は2000ドルになるとしている。

 今回の発表は、渡航者が3日間滞在するための指定ホテルを募集している。

 ただ、この強化策の実施時期はまだ発表していない。

 アメリカから陸路入国の場合は、現時点では対象外だが、カナダ政府は陸路でも入国規制を強化することを示唆している。

 海外からの渡航者が入国できる空港は今月から、バンクーバー空港、トロント空港、モントリオール空港、カルガリー空港の4空港に集約されている。

 エアカナダは2月19日からバンクーバー・成田路線も含め、国際線17路線を運休すると発表している。

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大型クルーズ船の入港禁止期間を延長、経済的打撃は避けられず

Alaska cruise ship by © The Vancouver Shinpo
バンクーバー港を出港するアラスカへのクルーズ船。 by © The Vancouver Shinpo

 カナダ政府は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、カナダの都市に寄港する大型クルーズ客船の入港禁止措置を2022年2月28日まで延長すると発表した。

 クルーズ船は、昨年3月に乗客500人以上の大型旅客船の入港が禁止されて以来延長されているが、今回は、100人以上の客船の入港禁止となっている。

 オマー・アルガブラ運輸大臣は、今回の措置は新型コロナ感染拡大と変異株から遠隔地のコミュニティを守るために必要と声明で説明している。

 クルーズ船の寄港地では、新型コロナ対策への理解を示しながらも、経済に大きな影響を与えると懸念を示している。

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーには、毎年春から秋にかけて、アラスカへのクルーズ船が多く寄港する。バンクーバー港湾局によると、地域経済への影響は、直接的には1隻着岸すると約317万ドルの効果があるとし、全体では22億ドルにもなるという。

 クルーズ船が寄港することで、乗船客による宿泊、飲食、観光などで、新型コロナ後の地域経済に貢献するとみられている。それが少なくとも2022年春以降に延期されたことになる。

 東海岸州でも同様で、クルーズ船寄港禁止措置のさらなる延期は、すでに大きな打撃を受けている観光業界にさらなる追い打ちになることは避けられない。

カナダ政府の入国規制強化策、木曜日に詳細発表か

Parlament, Ottawa, Canada; File Photo by Japan Canada Today

 カナダ政府が本格的なスプリングブレイク(春休み)前に発表した入国制限強化策について、詳細を4日にも発表する。

 1月31日にCBCのラジオ番組に出演したオマー・アルガブラ運輸大臣は、早ければ2月4日にも空港でのPCR検査とホテル滞在義務化を実施すると語ったが、ジャスティン・トルドー首相はその後2月中旬導入を示唆している。

空路での入国規制を強化、PCR検査とホテル隔離3日間で2000ドル

 ジャスティン・トルドー首相は1月29日、新型コロナウイルス感染拡大防止策を強化する目的で、水際対策として、航路で入国するすべての渡航者に対して空港で新型コロナ検査し、結果が出るまで政府が指定するホテルに最長3日間自費で隔離することを義務化するという。隔離中の滞在費は最低2000ドルかかるとしている。

 理由はスプリングブレイクを控えて、海外旅行へ行かないよう促すためと、変異株がこれ以上入ってこないためと説明した。

 これに加えて、スプリングブレイクやスノーバードに渡航先として人気のあるメキシコや中米への運航を停止するようカナダの航空会社に要請し、エアカナダ、ウエストジェット、サンウィング、エアートランザットが1月31日からこれらの目的地への便を4月30日まで停止した。

 スノーバードとはカナダ寒い冬の期間を、アメリカ南部やメキシコなどの暖かい場所で過ごす、主に定年した高齢者を指す。規制が実施されれば、すでにそれらの地域に滞在している人々にも影響がある。

 アルガブラ運輸大臣はラジオ番組の中で、「すべてのフライトを禁止することも考慮している」と語っている。ただそうするとカナダにとって必要不可欠な製品やサービスにも影響が出るため慎重に検討する必要があるとも語った。

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抜け道が多いとの指摘も、カナダの空港PCRとホテル2000ドルの水際対策

カナダBC州とアメリカ・ワシントン州との国境にあるピースアーチ。Photo by Keiko Nishikawa
カナダBC州とアメリカ・ワシントン州との国境にあるピースアーチ。Photo by Keiko Nishikawa

 ジャスティン・トルドー首相が1月29日に発表した、空港でのPCR検査と検査結果が出るまでの指定ホテル隔離義務化について、隔離費用が最低でも2000ドルということもあり、水際強化策は厳しいようにも思えるが実は抜け道が多いとの指摘がある。

 まず今回の強化策は陸路入国には導入されない。陸路での入国は、72時間前検査の陰性証明提出すら導入されていない。近いうちに導入するとビル・ブレア公安大臣は発表しているが、明確に導入時期は示していない。

 またトルドー首相は、この時期に温暖な渡航先として人気が高いメキシコや中米への路線をカナダの航空会社に運航停止するよう要請し、エアカナダなどがこれに応じて4月30日まで一時停止すると発表した。

 しかし、同じく人気のアメリカ・フロリダなどへの路線は運航されている。またカナダ以外の航空会社でメキシコなどに渡航できる。

 アメリカの航空会社は、カナダ路線を運航停止する予定はないとし、カナダの旅行者に利用を呼び掛けている。

 さらに、飛行機を利用して出国しても入国時にアメリカから陸路で入ると、空港での規制強化策は導入されていないため、そのような計画をしているとメディアに話す渡航者もいる。

 バンクーバーサン紙はトルドー首相が規制強化策を発表した週末に、ハワイへ向け100人以上が出発したと伝えた

 アルガブラ運輸大臣は1月31日のインタビューで、空港での規制強化策は早ければ2月4日にも導入と語っているが、カナダ政府はいまだ正式に導入時期を発表していない。

 結局のところ、余裕のある富裕層だけが2000ドルを払うにしろ、滞在を延長するにしろ、バケーションを楽しめるということになる。さらに、トルドー首相が説明するように、海外からの感染はカナダ全体では2パーセントにすぎず、残り98パーセントは国内で起きている。

 海外旅行をあきらめた国民が、スプリングブレイクに国内旅行をしないという保証はない。現在のところ、ケベック州も、ブリティッシュ・コロンビア州も、州境を超えた入州者に対して14日間の隔離を実施しないと発表している。

 変異株拡大防止についても、イギリスやアメリカへの路線は運航しているままだ。

 カナダの4空港で対策強化するだけでは、感染者の拡大を食い止められるということにはならず、結局は政治的なパフォーマンスとの見方が強い。クリスマス時期に1泊以上の移動を国内外でしたのは、若者と富裕層の白人との調査結果をグローバル&メールが発表している。

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カナダ政府の入国規制強化早ければ2月4日に実施か

Parlament, Ottawa, Canada; File Photo by Japan Canada Today

 カナダ政府は本格的なスプリングブレイク(春休み)が始まるのを前に、現在実施されている入国制限をさらに強化すると1月29日に発表した。

 1月31日にCBCのラジオ番組に出演したオマー・アルガブラ運輸大臣は、早ければ2月4日にも空港でのPCR検査とホテル滞在義務化を実施すると語った。

 ジャスティン・トルドー首相は1月29日、新型コロナウイルス感染拡大防止策を強化する目的で、水際対策として、航路で入国するすべての渡航者に対して空港で新型コロナ検査し、結果が出るまで政府が指定するホテルに最長3日間自費で隔離することを義務化するという。隔離中の滞在費は最低2000ドルかかるとしている。

 理由はスプリングブレイクを控えて、海外旅行へ行かないよう促すためと、変異株がこれ以上入ってこないためと説明した。

 これに加えて、スプリングブレイクやスノーバードに渡航先として人気のあるメキシコや中米への運航を停止するようカナダの航空会社に要請し、エアカナダ、ウエストジェット、サンウィング、エアートランザットが1月31日からこれらの目的地への便を4月30日まで停止した。

 スノーバードとはカナダ寒い冬の期間を、アメリカ南部やメキシコなどの暖かい場所で過ごす、主に定年した高齢者を指す。規制が実施されれば、すでにそれらの地域に滞在している人々にも影響がある。

 アルガブラ運輸大臣はラジオ番組の中で、「すべてのフライトを禁止することも考慮している」と語っている。ただそうするとカナダにとって必要不可欠な製品やサービスにも影響が出るため慎重に検討する必要があるとも語った。

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トロント空港で新型コロナ検査、連邦政府に先行して実施へ

現在、オンタリオ州で変異種が確認された保険局。©Weekly Epidemiologic Summary , Public Health Ontario
現在、オンタリオ州で変異種が確認された保険局。©Weekly Epidemiologic Summary , Public Health Ontario

 現在新規の新型コロナウイルス感染者数が毎日約2000人確認されているオンタリオ州で、海外からの入国者にトロント空港で新型コロナウイルス検査を実施することが明らかになった。

 オンタリオ州政府はトロント空港で海外からの渡航者に対して新型コロナウイルス検査実施の義務化を29日発表した。

 ダグ・フォード州首相は「感染率が高いとされる新型コロナウイルスの変異株が国内に入っている状況で、何が起こるか分からない」と説明した。

 オンタリオ州では変異株を抑え込めなければ、3月に感染者が激増するとの研究結果が発表されたばかり。

 州政府は、トロントピアソン国際空港で2月1日正午から新型コロナウイルス検査を入国者全員に実施し、拒否した場合は750ドルの罰金を科すとしている。

 空港での新型コロナウイルス検査は、同日連邦政府が導入を発表。検査結果が出るまでの間は指定されたホテルで最長3日間滞在することも義務化し、その費用は渡航者が負担。滞在費は少なくとも2000ドルはかかるだろうとジャスティン・トルドー首相が説明している。

 この連邦政府の水際対策強化については、スプリングブレイクに海外旅行に行かないようにさせる狙いもあるとされている。

 フォード州首相は、連邦政府のこの対策を歓迎しながらも、実施されるまでには数週間かかかるとみられることから、それまで州で独自の対策を取ると説明した。

 オンタリオ州で27日時点でのイギリス型変異株に感染している人は51人と発表されている。

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BCは州境隔離実施せず

The Legislative Assembly of British Columbia, Victoria, Canada.
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ジョン・ホーガン州首相は27日、他州からBC州に入った旅行者について14日間の自己隔離を求める措置は取らないと語った。

 新型コロナウイルスの変異株がカナダ国内でも確認され、海外からの渡航者には搭乗72時間前にPCR検査で陰性であることや、入国後14日間の自己隔離を求めるなどの対策が取られているが、州境を超える場合でも各州で強化する声が聞こえている。

 マニトバ州は29日から州外から入ってきた人に14日間の自己隔離を実施することを発表した。

 BC州ではホーガン州首相が「現時点はまだ必要ないと判断した」と語ったが、BC衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士のアドバイスがあれば実施する可能性はあるとした。またBC州に来た人はBC州のルールに従ってもらう、違反した場合は厳しく取り締まるとも語った。

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ケベック州夜間外出禁止令延長か

Canada News by Vancouver Shinpo; Designed by ©Vancouver Shinpo

 夜間外出禁止令が出されているケベック州で、2月8日の期限を前に州政府が28日、規制について言及した。クリスチャン・デュベ保健相は、モントリオール・モントリオール広域圏と、その他のケベック州の「2種類のケベック」になると、モントリオール以外では規制緩和の方向で考えていることを明らかにした。

 フランソワ・レガルト州首相は、現在実施されている8時以降の夜間外出禁止令について「効果が出ている」と語り、期限後に延長するかどうかについては来週に詳細を発表するとした。ただ「なんらかの規制緩和があるだろう」とも語った。

 それでもイギリス型の変異株が増加していることについての懸念を示し、連邦政府に水際対策の強化を要求。「不要不急以外の海外渡航を禁止するか、入国者のホテルでの隔離を、早急に実施してほしい」と語った。

 ただ、州をまたぐ渡航者に14日間の隔離を求めるなど州境規制を強化する州がある中で、ケベック州についてはオンタリオ州オタワとガノーとの複雑な関係をあげ、同様の規制を導入するのは厳しいだろうと語った。

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BC州ヘンリー博士、夏までは海外旅行もパーティもお預け

バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today
バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today

 新型コロナウイルス感染拡大の収束に向けてブリティッシュ・コロンビア(BC)州でもワクチン接種が昨年12月から始まっているが、自由に海外旅行に行けるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 BC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は22日の記者会見で、新型コロナの規制は夏までは続くとの見解を示した。

 ヘンリー博士は「この夏に安全な海外旅行ができるというのは、世界の新型コロナ感染状況を見れば現実的ではない」と述べ、BC州内を旅行する機会はあると思うが、おそらく昨年の夏と同じような新型コロナ対策が今年の夏も必要だろうと語った。

 また大勢で集まることについても、この夏はまだ厳しいだろうと予測した。ただ順調にいけば、高齢者への新型コロナワクチン接種が概ね終わっていることをふまえ、「人との接触を増やすことは可能だろう」と語った。

 ただ、まだまだ今後状況がどうなるか分からないこともあり、どの程度の人数で集まれるのか、移動がどのくらい自由になるのかなど、詳細については語らなかった。

 1月26日にBC州が発表した新たな新型コロナウイルス感染者は407人。死亡した人は14人、現在の感染者数は4,260人、入院313人、うち71人がICU(集中治療室)で治療を受けている。現在保健当局がモニタリングしているのは6,450人、回復した人は58,352人。

 またワクチンを接種した人は122,359人、2回目の接種者は4,105人と発表している。

 ワクチン接種については、BC州政府は1月22日に9月までの接種計画を発表している。予定通りに進めば、9月までに希望者全員が接種できるとしている。

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トルドー首相がファイザーCEOと会話、新型コロナワクチンの遅延で

ジャスティン・トルドー首相

 新型コロナウイルスのワクチン接種が昨年12月から開始されたカナダで、ワクチン不足が問題になっている。ジャスティン・トルドー首相は21日、ファイザーグローバルのCEOと21日に話をしたことを明らかにした。

 トルドー首相は「今日、ファイザーグローバルCEOのDr. (Albert) BourlaとCOVID-19(新型コロナウイルス)ワクチンのカナダへのタイムリーな提供について話をした」とツイッターに投稿。「3月末までにカナダが400万回分のワクチンを受け取れると確認した。カナダ政府は国民がなるべく早くワクチンを接種できるように今後も尽力する」とつづっている。

 連邦政府の保健当局が21日に発表した予測によると、カナダでは3月末までに300万人がワクチンを接種することができ、これは全人口の8%を占める。

 またカナダが秋までに現在承認しているワクチン以外のワクチンを承認しなかった場合でも、ファイザーとモデルナからのワクチンで、6月までに1300万人(34%)、9月30日までに3600万人(95%)をカバーすると予測されている。

 カナダのワクチン輸送を指揮するMaj.-Gen. Dany Fortinは、2月7日までは予定されていた供給分の約3分の1しか得られないと説明した。1月最終週には新たなワクチンの納入はなく、2月の第1週にファイザー社から79,000回分を受け取る予定になっているという。ただ、長期的には国民のワクチン接種予定に変更はないとしている。

 今月15日カナダ政府は、ファイザー社から、ベルギーの工場を生産量増加に向けアップグレードするため一時的に減産することから、ヨーロッパ工場から供給しているカナダを含む国々への供給を一時的に減らすことになると伝えられたと明らかにしていた。

 モデルナからは2月第1週までには23万回分を受け取る予定で、2社合わせて3月末までに600万回分のワクチンを受け取る予定になっている。

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トルドー首相、国民に海外旅行のキャンセルを呼びかけ

Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today
Vancouver Airport, British Columbia; File Photo by Japan Canada Today

 ジャスティン・トルドー首相は国民に海外旅行をキャンセルするよう呼びかけた。22日の会見で、「カナダ国民への私のメッセージは、現時点ではだれも海外へのバケーション旅行を取るべきではないということ」と語った。

 カナダでは3月中旬にスプリングブレイク(春休み)がある。この時期は毎年、多くの学生や家族が海外旅行に出かける。海外旅行先として最も人気が高いのはアメリカで、今年は事情が例年とは異なる。

 アメリカは相変わらず世界で最も感染者が多く、カナダとアメリカの国境も閉鎖されている。1月7日からは入国するすべての渡航者には、72時間前のPCR検査で陰性証明が必要となっている。入国後の14日間自己隔離も義務化されている。

 トルドー首相が国民に海外旅行をキャンセルするよう呼びかける理由は、クリスマス休暇で約120万人が旅行へ出かけたというデータがあるからだ。

 全国紙グローバル&メールの依頼によるエンバイロニクス・アナリティクスの調査によると、昨年12月23日から30日までに少なくとも約120万人が1泊以上の旅行に出かけているという。

 分析によると、都市部の若者や白人富裕層が多く、地域別ではオンタリオ州やケベック州が多かったとしている。国民の3.3パーセントがこの時期に旅行し、その中で、3分の2は白人で、3分の1はビジブルマイノリティ(Visible Minority)グループが多かったとしている。

 分析は、2000万台の携帯電話からなる位置情報のデータベースに基づいて行われ、国勢調査の人口統計や郵便番号と照合して、旅行者のプロファイルを作成して行われている。個人情報は分析情報には含まれていない。

 昨年は、カナダ国内で3月に一気に新型コロナウイルス感染が拡大した。なかでも、ケベック州で爆発的に増加した。その要因の一つは、ケベック州のみスプリングブレイクが他州より早く、特にフランスへ旅行して帰国した人の感染が目立ったとの分析があった。そのため、3月のスプリングブレイクをキャンセルするよう昨年も政府が呼びかけていた。

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掲載日:2021年1月

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