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Naomi Mishima

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日系文化センター・博物館から「日系祭り」のお知らせ

第11回 日系祭り

前夜祭ビアガーデン

9月1日(金) 5-10pm 

日系祭り

9月2日と3日(土・日) 11am-7pm

日本文化の情緒あふれる、多くの祭事やイベントの企画が、皆さまをお待ちしています。賑やかな神輿の練り歩きや、心躍るパフォーマンス、食欲そそられる出店や露店などが盛りだくさんです。子どもたちが夢中になる、スーパーボールすくいなどのとっておきのゲームもあります。一番の目玉イベントは、やぐらの周りで行われる盆踊りです。祭りの雰囲気を心からお楽しみいただくために、浴衣のレンタルもご用意しています。さらに、ダンスや音楽、和太鼓演奏、武道の見取り稽古、そして日本からの特別ゲスト、さむらい集団 かむゐの武道とアートの融合パフォーマンスイベントもあります。屋内ではフリーマーケット、展示会、指圧マッサージ、古本を販売する日系ブックストアなどが並びます。グルメ好きな方には、フードトラックプラザでの屋台フードやスイーツがぴったりです。日系祭りは地元のアマチュアミュージシャンやダンサーなどが才能を競い合うタレントサーチ(バンクーバー新報提供)の決勝戦で締めくくられます。

9月1日には、前夜祭ビアガーデンが初めて開催されます。緑あふれる日本庭園で、音楽、アートとともに、お祭りの前日ならではのワクワクする一夜を過ごしませんか。提灯や屋台の周りで夏の雰囲気を味わいつつ、冷たいビールや日本酒などで乾杯しましょう。Rennie FosterをはじめとするDJたちが、ハウスミュージックやハイテクソウルなどのきらめく音楽で、夏の思い出に残る夜を演出します。また、人気アーティストTaka Sudoによる壁画ライブペイントも、前夜祭を一層盛り上げてくれます。

日系祭りは、スポンサー、寄付者、ボランティア、地域の皆さま、およびメンバーの皆さまの支援により成り立っています。収益はすべて、日系文化センター・博物館の文化的・地域的なプログラム、教育啓発、展示に役立てられます。詳細や最新情報は、日系祭りのウェブサイトをご覧いただくか、Instagram等のソーシャルメディアをフォローしてご確認ください。

いっしょに盛り上げてくれるボランティアの方も募集してます。

入場料 大人(18歳から64歳)は有料 | 前売り$8+税 | 当日$10(税込み)

Ms. Coles received the Order of the Rising Sun, Gold and Silver Rays

Ms. Coles (Left) and Consulate General Maruyama on December 27, 2022 in Vancouver. Photo by Koichi Saito
Ms. Coles (Left) and Consulate General Maruyama on December 27, 2022 in Vancouver. Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

A presentation ceremony was held at the official residence of the Consul General of Japan in Vancouver on December 27, 2022, to honour Ruth Midori Coles, President of Nikkei Seniors Health Care & Housing Society, who was awarded the Order of the Rising Sun, Gold and Silver Rays at the 2022 Autumn Conferment of Decorations on Foreign Nationals.

Surrounded by her family and friends, Ms. Coles smiled shyly as Consul General Kohei Maruyama placed the medal on her chest.

During the ceremony, Consul General Maruyama congratulated Ms. Coles and stated, “It is an honour to present this award to Ms. Ruth Midori Coles. Her outstanding contributions to the health and welfare of the Japanese Canadian community in Canada and promoting friendly relations between Japan and Canada.”

In her speech following the ceremony, Ms. Coles expressed her gratitude, saying, “I certainly am feeling a little overwhelmed, and really feel the honour to receive this honour.”

“I would just like to start first with honouring my parents and the Christian values on which I have been raised because they are the values that have been instilled in me from an early age. And my father and mother, in particular, were instrumental in helping many Japanese people relocate to Grand Forks, where we lived as youngsters. And from then, they supported my education and my going into social work. It was very important, and that was the kind of journey that I took to where I am today,” she reminisced.

Ms. Coles went on to commend the dedication and contributions of the staff and colleagues who have worked together to support the community, stating, “I thank you very much for all you have done, and you have been the heart of moving us forward in looking at the needs of the seniors, and I think there’s still a lot more to do so I hope I can be there alongside you and work together. I am receiving this honour on your behalf.”

Lastly, she turned to her husband with a smile and remarked, “Last but not least, my family, my husband in particular, who has supported and encouraged me,” she said. “You have been editing some of my speeches, and you’ve done a marvellous job, and I really do want to thank you very much.”

Text by Naomi Mishima

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日印合作長編アニメーション「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」8月にバンクーバーで再上映

「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」より。Photo provided by Momo Films
「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」より。Photo provided by Momo Films

 トロント日本映画祭2023の上映で人気だった「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」が8月にバンクーバーで再上映される。

 上映日は8月12日と21日。会場はバンクーバー市のRio Theatre。

 30周年記念で新たに4Kデジタルリマスター版となった日本とインドの合作による長編アニメーションがバンクーバーで楽しめる。

上映日:
8月12日(土)、8月21日(月)
会場:Rio Theatre(1660 East Broadway, Vancouver)
ウェブサイト: https://riotheatre.ca/

「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」(原題:Ramayana: The Legend of Prince Rama)

 1992年に製作された日印合作の隠れた傑作長編アニメーション映画が、新たに4Kデジタルリマスター版として復活する。ヒンドゥー教の聖典でありインドの2大叙情詩のひとつとも言われる「ラーマーヤナ」を日本が誇るハイクオリティなアニメ技術によって映画化。

 インドからはインドアニメ界の最高峰ラム・モハン氏が、日本からは佐々木晧一氏が、監督して参加。さらにインドから当代一流のシナリオライターや音楽監督、美術家、映画俳優が参加し、日本からは宮崎駿監督作品でも活躍していたアニメーターたちを含め総勢450人による10万枚以上の手書きセル画で、約8億円、9年をかけて完成した作品。

ストーリー

古代インド、コーサラ国の王城アヨーディアでは、3人の王妃に4人の王子が生まれ、それぞれ立派に成長した。宮廷内の陰謀により14年間にわたり宮殿を追放された王子ラーマは、絶世の美女シータ妃をともなって森に隠棲していた。そんな折、森の悪魔を退治したラーマは魔王ラヴァナの怒りをかい、妻シータを誘拐されてしまう。

猿軍の協力を得てシータの救出に向かうラーマ。しかし強力なラヴァナ軍との戦闘中に弟ラクシュマナは瀕死の重傷を負う。このとき猿軍の将ハヌマ-ンが天翔けてヒマラヤに飛び、傷を癒す薬草の生えた山をそのまま担いで運び、弟ラクシュマナの命を救う。やがてラーマ軍は“天の武器”を使ってラヴァナ軍を倒し、アヨーディアに凱旋する。

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「カナダ“乗り鉄”の旅」第3回 トロントの往年の路面電車、米首都圏で今も健在!

ナショナル・キャピトル路面電車博物館を走るトロント交通局(TTC)のPCCカー「4602」。ポールの下に掲げられたカナダ国旗がチャーミングだ(2022年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)
ナショナル・キャピトル路面電車博物館を走るトロント交通局(TTC)のPCCカー「4602」。ポールの下に掲げられたカナダ国旗がチャーミングだ(2022年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)
ナショナル・キャピトル路面電車博物館を走るトロント交通局(TTC)のPCCカー「4602」。ポールの下に掲げられたカナダ国旗がチャーミングだ(2022年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)
ナショナル・キャピトル路面電車博物館を走るトロント交通局(TTC)のPCCカー「4602」。ポールの下に掲げられたカナダ国旗がチャーミングだ(2022年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)

大塚圭一郎

 カナダの最大都市の東部オンタリオ州トロントで、20世紀に街の風景の一部となっていたのが丸みを帯びたスマートな外観の路面電車「PCCカー」だ。主にクリーム色と茶色のツートンカラーで装飾された風格漂う車両は1995年に定期運行を終えたが、一部は米国のワシントン首都圏の観光スポットで活躍を続けている。

車と同じ運転方法

TTCのPCCカー「4602」の運転席(22年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)
TTCのPCCカー「4602」の運転席(22年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)

 PCCカーの運転席が極めて異例なのは、通常の電車に備わっている加速させるためのマスターコントローラー(マスコン)も、減速させるブレーキハンドルもないことだ。旧型車両のため、ボタンを押すだけの自動運転というわけでももちろんない。

 PCCカーは足元にアクセルペダルとブレーキペダルを備えており、自動車と同じようにこれらを踏んで操作する。

 電車としては異色の操作方法が採り入れられたのは、自動車の普及に押されていた米国で開発された歴史と結びついている。バスやマイカーが急速に台頭するようになった1929年、危機感を抱いた米国各地の路面電車経営者は研究会「電気鉄道社長会議委員会」(略称ERPCC)を立ち上げて車両開発に取り組んだ。

 その略称に由来するPCCカーは36年に登場した。既に消滅した米国の鉄道車両メーカーの米国セントルイス・カー、プルマンが製造し、カナダ向けの車両はカナダ・カー・アンド・ファウンドリー(フランス・アルストムの鉄道車両事業の前身)が最終組み立てを担った。

東京都電も採用

「都電おもいで広場」に保存された東京都交通局「5500形」(17年3月18日、東京都荒川区で大塚圭一郎撮影)
「都電おもいで広場」に保存された東京都交通局「5500形」(17年3月18日、東京都荒川区で大塚圭一郎撮影)

 自動車と同じように運転できる簡単な操作や、優れた加速性能を持ち味とした車両設計が受け入れられ、PCCカーはワシントン首都圏や中西部シカゴといった米国の大都市圏の路面電車に瞬く間に広がった。

東京都交通局「5500形」の運転席。足元の「A」がアクセルペダル、「B」がブレーキペダル(17年3月18日、東京都荒川区で大塚圭一郎撮影)
東京都交通局「5500形」の運転席。足元の「A」がアクセルペダル、「B」がブレーキペダル(17年3月18日、東京都荒川区で大塚圭一郎撮影)

 カナダでもトロントのほかに既に廃止された西部バンクーバー、東部モントリオールの路面電車にも導入された。

 欧州の路面電車にも展開され、日本でもライセンス生産された。東京都交通局のPCCカー「5500形」は、現在は都電荒川線の荒川車庫に隣接した「都電おもいで広場」で保存されている。

最大勢力はトロント

 トロント市によると、PCCカーを新造と中古を含めて累計745両と世界で最も多く導入したのがトロント交通局(TTC)だ。1929年の世界大恐慌からの経営再建策として従業員の賃金削減で労働組合と合意し、運転士と車掌の2人が乗務していた路面電車を運転士1人だけのワンマンカーに切り替えた。マイカーの拡大も逆風となる中で「公共交通機関の利用者を取り戻すために迅速で快適な車両の導入が必要だと考えた」(トロント市)という。

TTCが1938年のPCCカー導入時に作成したポスター(トロント市のサイトから)
TTCが1938年のPCCカー導入時に作成したポスター(トロント市のサイトから)

 白羽の矢が立ったのがPCCカーで、TTCは1938年に140両を1両当たり2万2300カナダドルで発注した。38年のPCCカーの導入時に作られたパンフレットは「新車!速い、静か、スムーズ」とイラストの横に大きく記し、導入によって「トロントの交通網を世界最高水準に引き上げる」と胸を張った。

 乗り心地が優れており、電気式ヒーターも備えているPCCカーは評判を呼び、TTCはその後も順次新造した。第2次世界大戦後には米中西部オハイオ州クリーブランドなどの路面電車が廃止された都市からの中古車も大量に買い取った。 こうしてトロントの市街地を縦横無尽に駆けたPCCカーは、1995年まで定期運行を続けた。TTCは現在も2両を保存しており、イベント時に登場することもある。

今も主力車両

TTCのPCCカー「4602」の車内に掲示された運賃表(22年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)
TTCのPCCカー「4602」の車内に掲示された運賃表(22年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)

 そんな旧TTCのPCCカーが今も主力車両として活躍しているのが、ワシントン首都圏のメリーランド州にある博物館「ナショナル・キャピトル路面電車博物館」だ。

 開館時は博物館の建物脇のプラットホームを出発し、保存車両が片道約1・6キロの路線を約20分かけて往復する。この体験乗車の中心を担っているのが、ともに1951年に製造された旧TTCの4602号、4603号の2両だ。

 乗り込んだ4602号が面白いのは、車内にTTC時代の大人2カナダドルなどと記された運賃表や、プロアイスホッケーチーム「トロント・メープルリーフス」の選手の写真を装飾した広告が掲示されていることだ。30年ほど前のトロントにタイムスリップした気分になれる。

TTCのPCCカー「4602」の車内(22年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)
TTCのPCCカー「4602」の車内(22年6月25日、米メリーランド州で大塚圭一郎撮影)

 進行方向に向かって腰かける深紅色のビニールで覆ったクロスシート座席をしつらえており、天井には左右1列ずつに円形の白熱灯が並ぶ。側面の窓の上に小窓を設けたデザインは、高度成長期の日本を走っていた路線バスでも見られた。

 軽快なモーター音を奏でながら森林をかき分けるように進むPCCカーは、やがて終点に近づく。運転席が先頭にしかない片運転台式の車両だが、路線の両端はループ線になっているためそのまま折り返せる。

 博物館のウェスリー・コックス代表は「今年8月26、27両日には特別イベントの『PCCデー』を開催し、保存しているPCCカーの多くを車庫から出して屋外に展示する。TTCの車両のほかにワシントン、欧州で使われていた車両もあるので楽しみにしてほしい」とアピールする。

米国では現役の路線も

米ボストンのマタパン高速線を走るPCCカー(16年9月17日、大塚圭一郎撮影)
米ボストンのマタパン高速線を走るPCCカー(16年9月17日、大塚圭一郎撮影)

 米東部ボストンではマサチューセッツ湾交通局(MBTA)の4キロ余りの路線「マタパン高速線」で、1940年代に製造されたPCCカーが現役だ。南東ペンシルベニア交通局(SEPTA)はフィラデルフィアの路線「15番」で、現在は中断しているPCCカーの運行を2023年9月から順次再開することを計画している。

 さて、読者の方の中には「連載コラムのタイトルは『カナダ“乗り鉄”の旅』なのに第2回、第3回とカナダ国外が舞台ではないか」と首をかしげるかもしれない。

 そこで思い出していただきたいのは、第1回のテーマがトロント国際空港へ向かう「UPエクスプレス」だったことだ。空路で日本、そしてカナダに隣接する米国に立ち寄った物語の行き先となる国は一つしかないのではないだろうか?

【ナショナル・キャピトル路面電車博物館】米国首都ワシントン近郊のメリーランド州にある路面電車の博物館。旧トロント交通局(TTC)のPCCカー2両のほかに、ワシントン首都圏や欧州でかつて使われていた車両を幅広く保存している。
 原則として毎週土曜日の正午から午後5時まで営業。保存車両に乗ったり、ワシントン首都圏の路面電車に関する展示を楽しんだりできる。入場料は大人10ドル(約1400円)、2~17歳の子どもと高齢者は8ドル(約1100円)。
 博物館のホームページは、https://www.dctrolley.org

共同通信社ワシントン支局次長で「VIAクラブ日本支部」会員の大塚圭一郎氏が贈る、カナダにまつわる鉄道の魅力を紹介するコラム「カナダ “乗り鉄” の旅」。第1回からすべてのコラムは以下よりご覧いただけます。
カナダ “乗り鉄” の旅

大塚圭一郎(おおつか・けいいちろう)
共同通信社ワシントン支局次長・「VIAクラブ日本支部」会員

1973年、東京都生まれ。97年に国立東京外国語大学外国語学部フランス語学科を卒業し、社団法人(現一般社団法人)共同通信社に入社。大阪支社経済部、本社(東京)の編集局経済部、3年余りのニューヨーク特派員、経済部次長などを経て2020年12月から現職。運輸・旅行・観光や国際経済の分野を長く取材、執筆しており、VIA鉄道カナダの公式愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員として鉄道も積極的に利用しながらカナダ10州を全て訪れた。

優れた鉄道旅行を選ぶ賞「鉄旅(てつたび)オブザイヤー」(http://www.tetsutabi-award.net/)の審査員を13年度から務めている。共著書に『わたしの居場所』(現代人文社)などがあり、CROSS FM(福岡県)の番組「Urban Dusk」に出演も。他にニュースサイト「Yahoo!ニュース」や「47NEWS」などに掲載されているコラム「鉄道なにコレ!?」、旅行サイト「Risvel」(https://www.risvel.com/)のコラム「“鉄分”サプリの旅」も連載中。

第15回 古川夏好ちゃん

 「もう、皆、忘れているだろうなぁ」。2016年の9月9日から、その若い女性留学生がここバンクーバーで行方不明になり、数週間後9月末にスーツケーに入れられバラバラ遺体となってデンマン・ストリートの大きなマンションの庭で発見された。

 その人は古川夏好ちゃんと言う日本からの留学生だった。ある時、昔、私が出した下宿屋広告を見たのだろう。下宿屋を探してリッチモンドの我が家へ彼女がやって来た。私は亡き夫の建てた4880 SQ FT、7寝室、サウナにジャクジルーム、プレイルーム、温室もある広い家に当時1人で住んでいた。それで2016年に下宿屋をやっていたか記憶にないが、広告が残っていたのだろう。それを見て、夏好ちゃんは私を訪ねてきた。結局、部屋の賃貸はしなかったが、その出会いから、彼女は一人住いの老婆を時々訪ねてくれるようになった。2人で過ごした楽しい時間が、今も忘れられない。今も壁に張ったかわいい写真を見ながら彼女を懐かしむグランマだ。

 彼女と私の共通点は、本が好きなことだった。あの出会った最初の日、2人はある本の話しになった。その本は百田尚樹の歴史経済小説で「出光興産」創業者の出光佐三をモデルとした主人公「国岡鉄造」の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれた小説で、 第10回本屋大賞受賞作品。それが出版された2016年の12月には上下巻累計で420万部突破のベストセラーとなった本なのだ。カナダ在住の私がその本の出版直後に読んでいたのだ。私がその本の話をしながら、「本の題名が思い出せないのよ」と言ったら「それは”海賊と呼ばれた男”と言うのよ」と教えてくれた。もっと驚いたのは、彼女はなんとその「出光興産」で働いていたというのだ。

 それって「セレンディピティ」かな?私の思いがけない彼女との出会いだった。

 そして、2016年9月9日頃からカナダのテレビ、新聞での日本人留学生行方不明ニュースが報道された。ある日、東京の大妻女子大教授の友人「ジャンヨンへ」から電話で「今、日本でテレビや新聞で報道されているバンクーバーでの日本人留学生行方不明女性、その人は、澄子さん、私達が貴女の家へ行った時、一緒に〈寿司パーティー〉を楽しんだ、『コガワ ナツミちゃん』でしょう?」、「探してあげて下さいよ」と言った。彼女の名前は『フルカワ(古川)ナツミ』と私は記憶。報道で彼女は〈コガワ、古川夏好〉となっていたので別人だと言った。姓も名前も私の記憶と違っていたが実際は同じ人だった。

 やがて、9月下旬、彼女の遺体発見。その驚きと悲しみをバンクーバー新報のエッセイ「老婆のひとりごと」に書いた。するとその記事を朋子さんが読んだ。彼女は夏好ちゃん探しのボランティアの一人、夏好ちゃんと同じ青森出身の女性なのだ。朋子さんは自分の友達にその掲載エッセイについて話した。そして、その友達はなんとこのグランマの友人だった。
 今、83歳半、記憶力もあやしくなっているこのグランマを、2016年の暮れからその時以来、遠いNorth Vancouverから幾つも橋を渡って、時々訪ねて下さる朋子さん。彼女は夏好ちゃんに会った事はない。でも同じ青森出身と言う事で、道路でビラを配り、夏好ちゃん探しのボランティアをやっていたのだ。優しい人だ。
 この「縁」それは偶然なのだろうか?

 そして、あれから9月の命日には心あるバンクーバーの人達は毎年、彼女の遺体が発見されたあの今はもう庭も無くなりビルが建ったマンション、でも、その庭の端で供養をする。青木住職を中心として、今年も又10数名が集まってくれるのだろうか?あれから7年経っている。

 此れって、実は夏好ちゃんが天から皆に送るメッセージ波動なのかな?

 グランマは彼女のとの温かい思い出と共に重なる偶然、何だか何時も何かに守られているみたい。
 私の「セレンディピティ」幸運をつかむ、なのかなぁ?

セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

許 澄子
2016年からバンクーバー新報紙でコラム「老婆のひとりごと」を執筆。2020年7月から2022年12月まで、当サイトで「グランマのひとりごと」として、コラムを継続。2023年1月より「『セレンディピティ』幸運をつかむ」を執筆中。
「グランマのひとりごと」はこちらからすべてご覧いただけます。https://www.japancanadatoday.ca/category/column/senior-lady/

広島G7で思う「心が動いてくれればいいと思います」
在広島カナダ名誉領事 石田優子氏インタビュー(前編)

在広島カナダ名誉領事に就任した広島経済大学・石田優子学長。広島経済大学内にある在広島名誉領事館で。写真提供:広島経済大学
在広島カナダ名誉領事に就任した広島経済大学・石田優子学長。広島経済大学内にある在広島名誉領事館で。写真提供:広島経済大学

 在広島カナダ名誉領事に広島経済大学・石田優子学長が就任した。2023年3月5日付の中国新聞に掲載されたカナダ駐日大使イアン・マッケイ氏インタビューによると、「地域の女性リーダーの一人」として活躍している石田氏を任命したという。

 正式に就任したのは2022年11月2日。任命は「突然のことで驚きました」と笑う石田氏だが、名誉なこととして大役を引き受けることにしたと語った。それ以降、これまであまり縁がなかったというカナダについて理解を深めている。

 そんな折、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が広島で開催された。来広したジャスティン・トルドー首相と面会する機会はなかったが、カナダを意識するG7サミットとなった。

 広島出身として、大学学長として、そして、名誉領事として、G7は石田氏にどのように映ったのだろうか?5月31日、広島市内で話を聞いた。

「心が動いてくれればいいと思う」

 広島市では開催前から連日G7が大きく報道された。1カ月も前から平和公園や会議があったホテル周辺は多くの警察官が警備にあたり、開催前日からの4日間は市内のいたる所で通行止めになるなど物々しい雰囲気となった。

 来広した首脳はG7のみならず、欧州連合、韓国やインドなどの招待国、そしてウクライナの大統領などが一堂に会した。

 石田氏は「改めて大きなイベントが広島で開催されたと感じています」と振り返った。そして注目したのはやはり「平和」についてだ。

 「広島はいつも核兵器のない世界という目標を発信していますが、今回はそうした内側からの見方ではなく、カナダ名誉領事としてカナダ側の立場で、海外の見方、カナダがどう考えているかにも注目しながらG7を見守りました」

 今年1月26日にはカナダ大使館で開催された「カナダ・ネットワーク・シンポジウム」にも参加し、カナダの立場を聞いたという。

 中国新聞のマッケイ大使インタビュー記事(2023年3月5日付)では「北大西洋条約機構(NATO)加盟国として、カナダは現時点では核抑止を優先する」とあるが、カナダ大使館はカナダとして「核抑止と核不拡散・軍備管理・軍縮は連動しており、核不拡散は核兵器廃絶の目標達成のための重要な取り組みである」と説明した。核廃絶には「対話を重ねるしかない」とも。

 トルドー首相は5月19日に岸田文雄首相と公式に広島平和記念資料館を訪問しただけでなく、21日にはプライベートでも訪問したことが後日発表された。

 石田氏は「国の立場があって言えないこともあったと思いますが、個人としては核のない世界を願っていることが伝わりました」と理解を示す。

 トルドー首相だけでなく、他のG7首脳も全員が資料館を訪問した。「(報道された)資料館の芳名帳に残された各国のメッセージを見ると、知ることの大切さが伺えます。知ってもらうことから始まって、そして、心が動いてくれればいいと思います」と語った。

後編「カナダと日本は力強いパートナー」に続く

石田優子(いしだ・ゆうこ)
学校法人石田学園副理事長・広島経済大学学長
2022年11月2日より在広島カナダ名誉領事

石田学園は1907年創立、1945年8月6日の原爆投下により学園の全校舎、付属建物、備品の全てを焼失、9月15日には仮校舎で授業再開(広島経済大学沿革より)
1967年広島市安佐南区祇園に広島経済大学創設。卒業生には福岡ソフトバンクホークス柳田悠岐選手がいる
在広島カナダ名誉領事館は2022年12月1日に広島経済大学内図書館にオープンした

(取材 三島直美)

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トルドー首相、G7で広島の平和記念資料館を2度訪問

平和記念資料館前で岸田首相夫妻の出迎えを受けるトルドー首相(左)。2023年5月19日、広島市平和記念公園。Photo credit: Adam Scotti/PMO
平和記念資料館前で岸田首相夫妻の出迎えを受けるトルドー首相(左)。2023年5月19日、広島市平和記念公園。Photo credit: Adam Scotti/PMO

 ジャスティン・トルドー首相は今年5月19日から3日間、広島市で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席。滞在中に岸田文雄首相らと会談したほか、同市平和記念公園内にある平和記念資料館を5月19日に岸田首相夫妻と訪問した。

 日本外務省が5月19日に発表したG7首脳が資料館で記帳した内容で、トルドー首相は以下のように記帳している。

 ”Canada pays solemn tribute to the many lives lost, the unspeakable grief of the Hibakusha, and the immense suffering of the people of Hiroshima and Nagasaki.Votre histoire restera à jamais gravée dans notre conscience collective”.

 「多数の犠牲になった命、被爆者の声にならない悲嘆、広島と長崎の人々の計り知れない苦悩に、カナダは厳粛なる弔慰と敬意を表します。貴方の体験は我々の心に永遠に刻まれることでしょう(仮訳)」

 さらに後日、日本政府が発表したところによると、トルドー首相は21日にプライベートでも訪問。滞在期間中に2度、資料館を訪れたことが分かった。

 また、資料館に隣接する広島国際会議場では8月6日の原爆の日を前に、7月25日からG7広島サミット回想展を開催。トルドー首相をはじめとするG7首脳やゼレンスキー大統領の芳名禄が期間限定で展示されている。

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企友会BBQパーティ開催、35周年記念トークショーにバンクーバーを代表する起業家3人が参加

左から、田村さん、遠竹さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today
左から、田村さん、遠竹さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today

 日系ビジネス団体の企友会の毎夏恒例バーベキューパーティが7月22日に日系文化センター・博物館で行われた。会員ら約80人が参加し、楽しい交流のひと時を過ごした。

 今年のパーティでは企友会35周年を記念して、バンクーバーを代表する起業家3人、JINYA Ramen Barの遠竹啓太郎さん、JAPADOG 田村徳樹さん、KOJO & Kizuna Sake 菅龍夫さんのトークショーも開催。一代でカナダを代表するビジネスに発展させた3人の話に、参加者らは熱心に耳を傾けていた。

 トークショーが終わると、日系センター前庭でバーベキューパーティ。参加者らは用意された焼き肉や焼きそばなどに舌鼓を打ちながら、バンクーバーの青空の下で話に花を咲かせていた。最後には子どもたちによるスイカ割もあり、大いに盛り上がった。

若い企業を目指す人たちへ「失敗や苦労の中にヒントがある」、起業家3人のトークショー

 35周年を記念して、今年は特別にバンクーバーで起業した3人のトークショーが行われた。

 参加したのは、JINYA Ramen Barの遠竹啓太郎さん、JAPADOG 田村徳樹さん、KOJO & Kizuna Sake 菅龍夫さん。

 司会者から「苦労話を」と促された3人は体験談を披露。その中で、「苦労の中にヒントがある。苦労があってその中で見えたものが実現したという感じ」「失敗しかないからどう話そうかと」「バンクーバーに来てダウンタウンのお店がある程度軌道に乗った時にオーナーから首にされて2週間後に日本に帰らなければならなくなった」など、それぞれに失敗や苦労した話を明るく語った。

 また、若い起業家、起業を目指す人へのアドバイスとして、菅さんは「名詞ではなく動詞で仕事を選ぶ。業種に飛びつくのではなく、好きなことで職種を選ぶことが成功の秘訣。サッカーが好きなら、人をサポートすることが好きなのか、作戦を作るのが好きなのか。動詞形で自分は何が好きなのか、得意なのかを見つけるのがいいと思う」とアドバイスした。

 田村さんは「昔こういうことをやりたいなって思ってたことが実現するんだということに最近気づくことが多い。20年前に日本で想像していたことがカナダで実現できていることを今になって実感する。そう思うと、今思っていることをすごく大事にした方がいいと思う。ワクワクすることを思って、それが実現するのがいいなと思う」と語った。

 最後に遠竹さんは「昔、先輩から言われた『素直なバカになれ』という言葉から、言葉は悪いが『バカ』という言葉が好きで、人前で失敗しても立ち直れる心構えがあった方がいいのかなと思う。みんな若い人は失敗することを嫌がるが、対談したある有名なシェフが『ばかずを踏む』経験を積むという表現をしたが、『場数』と『バカの数』という意味で使っていて、それだけ失敗して経験を積むことが大事だということを伝えたい。ここに3バカがいるので、バカなところを見習って成功していただきたいと思います」と締めくくった。

起業家3人によるトークショー。左から、遠竹さん、田村さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today
起業家3人によるトークショー。左から、遠竹さん、田村さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today

(取材 編集部)

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「足立区議選挙に立候補して感じた選挙に参加する意義」Crescent Moon Enterprisesオーナー佐藤広樹さんに聞く(前編)

佐藤さん(左)と久保さん。GIFT AND THINGS店内で。写真提供:佐藤広樹さん。
佐藤さん(左)と久保さん。GIFT AND THINGS店内で。写真提供:佐藤広樹さん。

 バンクーバー市ガスタウンにある雑貨屋さんGIFT&THINGSとウィスラーにある姉妹店SMILE GIFTを運営するCrescent Moon Enterprises Ltd.オーナー佐藤広樹さんが、今年5月に実施された足立区議選挙に立候補した。当選はできなかったものの、得るものが多くあったという。

 日本の選挙と言えば投票率の低さや立候補者の減少などネガティブな面が強調されるが、自身が立候補して感じたことはポジティブなことも多かったと話す。

 7月7日、バンクーバーに滞在中の佐藤さんに立候補した側から見た選挙、そして、GIFT&THINGSで店長を務める久保ゆうやさんも同席し若者の目線で佐藤さんの立候補がどのように映ったのかなど、2人に話を聞いた。

議員活動の良さが見えた立候補

 区議選への初めての挑戦で今回は当選できなかったが「やって良かったと思う」と語った。議員活動というものをポジティブに捉える機会になったという。「議員ってどうせ働いてないんだろうって思ったりしてたんですけど(笑)、実際に会って話をしてみると、みんな勉強していたり、がんばっていたり、人間的にも魅力がある、いい人が多いと思いました。信頼できるんだなと。区議について言えば、議員年金もなく、かかる経費や仕事内容の割に、給料もそれほど高いわけでもないですけど、信念があり、意思があるからやっているのだなというのがよくわかりました。とても勉強になりました」

 そうした人と接点を持てたことで自分自身の区議になった時の活動についての考え方も明確になったと感じている。

 「全く知らない世界でしたけど、ただ単に『出馬しよう』と思った出る前と、今回選挙を経験した後では、考え方も明確になりました。前は、元職員と一緒に仕事をしたい、エコ活動をしている仲間の考えを伝えたいなどと思っていましたが、今は足立区を良くしたい、子どもがもっと視野を広げられる活動をしたいとか、したいこと、自分にできることが明確になってきました」

 区議に立候補したのは、足立区職員時代の同僚たちと、カナダで経験したこと、同僚たちとは違う経験をしたことを、今度は区に戻って、議論したり、仕事をしたり、「みんなと一緒に違う立場で足立区を良くしたいなと思ったんです」

 でも立候補を経験して、それだけではない何かが見えた。今はもう一度議員を目指そうと明確に思えるという。「自分の意識が高くなってきていると思いますし、自分のやってきたことが何かの役に立てると思えるので、議員という仕事に希望が持てました」

選挙に挑戦したからこそ見えた問題点

足立区議選挙に立候補して、選挙活動期間中に地元で街頭演説する佐藤広樹さん。2023年5月17日、東京都足立区。Photo by Japan Canada Today
足立区議選挙に立候補して、選挙活動期間中に地元で街頭演説する佐藤広樹さん。2023年5月17日、東京都足立区。Photo by Japan Canada Today

 これまでは投票する側からの視点だけだったが、出馬したことで違う問題点が見えたという。一つ目は投票率。市民の投票への関心は低いと感じたと語る。投票率が低ければ大きな政党や知名度がある人の方が有利に働く。政策をそれほど持っていなくても、有名人というだけで票が集まってしまうと話す。

 では投票率を上げるにはどうすればいいのか。「まずは議員自身がもっと市民に投票に行くよう促すことだと思います。それから、議員自身が自分のやっていることをどんどん発信すること。SNSなど今は既存メディアを使わなくても自分で発信できる時代。そうやって有権者にアピールして投票に行ってもらうこと」

 さらに、「選挙について学校教育でももっと深く教える必要があると思っています」。選挙は国民の義務だが、選挙権は国民の権利でもある。投票年齢が18歳に引き下げられたことで高校3年生も投票できるようになった。学校教育の大切さを感じるという。

 久保さんは若者の視点から、疑問点を指摘する。「日本で投票するときに思ったのは、投票日が日曜日というところです。僕たちは月曜から金曜、中には月曜から土曜まで働いている友達もいました。それで唯一の休みの日に投票に行く気が起きないと。18歳まで年齢が下げられましたけど、学校もバイトも忙しいのに、それに日曜日に投票に行けと言われるのはという感じではないでしょうか。もう少し投票に優しい環境を作ってもらいたいです」と話す。

 選挙からは自分の一票が何かを変えるという手ごたえを得にくい。自分一人が1票を入れたところでどうせ何も変わらないという思いを抱く人も多い。

 しかし佐藤さんは立候補してみて、1票の大切さを身をもって感じたと語る。それはどの議員も同じだと。「立候補している人は本当に1票の大切さをよく知っていると思います。特に無所属だったり、初めて立候補する人は、名前や顔を覚えてもらって、政策も知ってもらって1票を入れてもらうのは本当に大変なことです」と言う。

 「まずは選挙に関心を持ってもらって投票に行ってもらう。投票に行こうと思えば、立候補者を調べたり、そこから行政や税金などにも関心が高まります」と佐藤さん。それは区議選でも、国政選挙でも同じこと。まずは選挙に関心を持ってもらいたいと語った。

後編「若い人に選挙に関心を持ってもらいたい」に続く。

佐藤広樹(さとう・ひろき)
Crescent Moon Enterprises Ltd.オーナー・代表取締役
1998年ウィスラーにSMILE GIFT、2008年バンクーバーにGIFTS AND THINGSを開店
2023年3月設立、一般社団法人「東京のCO2削減で都内観光を推進する会」代表理事(https://www.tokyo-co2.com/
東京都足立区出身

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新聞「日加トゥデイ(Japan Canada Today)」PDF版発行のお知らせ

 オンラインサイト立ち上げから3周年を記念して、新聞「日加トゥデイ(Japan Canada Today)」を7月21日に発行しました。

 新聞は、在バンクーバー日本国総領事館、イズミヤ、すずや、フジヤ、隣組、日系文化センター・博物館、バンクーバー中央図書館5階、バンクーバー仏教会、バンクーバー日系合同教会で、無料で入手していただけます。

 また、PDF版はこちらからもダウンロードできます。PDF版新聞「日加トゥデイ(Japan Canada Today)」

 オンラインのままご覧いただく場合は、以下のPDF版下にある矢印をクリックしてページをめくってご覧ください。

Japan-Canada-Today_2023-07-21_web

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和の学校@東漸寺から2023年8月のお知らせ

*行事と教室のお知らせ*

東漸寺の行事*お盆参り*

8月12日(土曜日)法要 午後6時~本堂にて先祖供養、初盆のお参り、その他別回向。

法要の後に敷地内で盆踊りを開催します。

その他、殺陣教室講師による殺陣デモンストレーション(法要の後)、浴衣を着る方には着付けのサービスがあります。(午後3時~料金はお寺への寄付) 

どなたでもご参加していただけます。是非お参りください。

和の学校@東漸寺*教室情報*

「着付教室」

8月6日、13日、20日、27日(日曜日)

午前10時~午後3時の間 (教室は1時間半) 地下道場又は本堂にて

*日時について変更もございますので、その都度ご連絡をいただけましたら幸いです。

参加費 $20/回

茶話タイム 午後12時~1時

「殺陣教室」

8月6日、20日、(日曜日)*8月は「基礎クラス」のみとなります。

午後1時半~午後3時 地下道場にて

参加費 $20/回

通常は3つのクラスがございます。

「殺陣*お稽古&エクササイズコース」「殺陣*俳優コース」「殺陣*初回&基礎コース」

詳しくは和の学校@東漸寺ページからご覧ください。 https://wanogakkou.jimdofree.com/

お問い合わせ、お申し込み

コナともこ

和の学校@東漸寺 tands410@gmail.com  
東漸寺TOZENJIホームページ https://tozenjibc.ca/
住所 209 Jackson st. Coquitlam

バンクーバー日系人合同教会より8月のお知らせ

バンクーバー日系人合同教会

  • 教会日曜日日本語礼拝の案内

毎週日曜日午前11時より教会礼拝堂で行い、礼拝の後、軽食をいただきながら親睦の時を持っています。クリスチャンでない方も留学、ワーキングホリデーで来られた方も大歓迎です。

Zoom (ID 5662538165、パスコード1225)でオンライン参加もできます。

  • 8月9日第2日曜日は午前11時より野外礼拝を教会斜め向いのBrewers Park(4175 Victoria Dr)で行います。礼拝後、BBQをいただきながら親睦の時を持ちます。初めての方も大歓迎です。英語と日本語バイリンガルです。午前11時より行われます。
  • シニア・初心者ラインダンス 毎週土曜午前11時から12時 会費$1、踊った後、マックをいただきながら交流の時を持ちます。
  • Zoomで聖書を読む会(火曜、水曜)があります。
  • ダウンタウンイーストサイドでサンドイッチ手渡し:木曜日午前9時からの準備、10時半から11時の配布のボランティアをしてみませんか?
  • 結婚、葬儀、その他の人生相談をお伺いします。
  • 8月26日(土)午前11時から午後2時 教会ミニバザーを行います。Thrift Saleは行わず、日本食を提供します。

お問合せ:604-618-6491(テキスト可)、vjuc4010@gmail.com  牧師 イムまで

住所:4010 Victoria Dr, (Between 23rd and 25th Ave East), Vancouver

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サレーNorthwood 合同教会 日本語会衆 礼拝

8月20日(日)午後2時より。

住所:8855 156 St, Surrey, BC, V3R 4K9

お問い合わせ:604-618-6491(テキスト可)イム、kuniokazaki98@gmail.com 岡崎まで 

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