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Naomi Mishima

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日本語認知症サポート協会「オンライン de Cafe・笑いヨガ」

「笑顔の力」を引き出そう〜「笑いヨガ」で、元気な心と体づくり〜

毎月、「笑いヨガ」を行っています。自宅にいながら参加できる、オンラインでのセッションです。

興味のある方、初めての方も大歓迎。楽しく一緒に笑いましょう!

日時:2023年7月20日(木)午後8時〜午後9時

会場:Zoom

参加費:初回無料、2回目からドネーション(e-Transfer、PayPalまたは小切手にて)

申し込み締め切り:2023年7月18日(火)

申し込みリンクhttps://forms.gle/45nBGu1fKVj9sAn27

*お申し込みいただいた方には、追って、参加方法をご案内いたします。

お問い合わせ先orangecafevancouver@gmail.com

主催:日本語認知症サポート協会(Japanese Dementia Support Association)
http://www.japanesedementiasupport.com

和の学校@東漸寺「きものワークショップ開催*他装」

日本で27年の着付経験があり、栃木県で呉服業を営む講師の方を迎えまして、きものワークショップを開催いたします。

カナダで着付の腕を磨きませんか?

日時:6月25日(日曜日)
午前10時半~午後12時*振袖の着付*
午後1時~2時*帯結び*

会場:東漸寺、本堂

参加費:$30(午前と午後)$20(午前のみ、又は午後のみ)

茶話タイム:午後12時~午後1時(無料)

お申し込み、お問い合わせ:コナともこ tands410@gmail.com

日印合作長編アニメーション「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」6月にバンクーバーで上映

「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」より。Photo provided by Momo Films
「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」より。Photo provided by Momo Films

 トロント日本映画祭2023で上映の「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」がバンクーバーで今月上映される。

 上映日は6月25日と26日。会場はバンクーバー国際映画祭でお馴染みのVIFF Centre。

 30周年記念で新たに4Kデジタルリマスター版となった日本とインドの合作による長編アニメーションがバンクーバーで楽しめる。

日時:
6月25日(土)12:20pm
6月26日(日)5:45pm
会場:VIFF Centre-Vancity Theatre(1181 Seymour Street, Vancouver)
ウェブサイト:https://viff.org/whats-on/ramayana/

「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」(原題:Ramayana: The Legend of Prince Rama)

 1992年に製作された日印合作の隠れた傑作長編アニメーション映画が、新たに4Kデジタルリマスター版として復活する。ヒンドゥー教の聖典でありインドの2大叙情詩のひとつとも言われる「ラーマーヤナ」を日本が誇るハイクオリティなアニメ技術によって映画化。

 インドからはインドアニメ界の最高峰ラム・モハン氏が、日本からは佐々木晧一氏が、監督して参加。さらにインドから当代一流のシナリオライターや音楽監督、美術家、映画俳優が参加し、日本からは宮崎駿監督作品でも活躍していたアニメーターたちを含め総勢450人による10万枚以上の手書きセル画で、約8億円、9年をかけて完成した作品。

ストーリー

古代インド、コーサラ国の王城アヨーディアでは、3人の王妃に4人の王子が生まれ、それぞれ立派に成長した。宮廷内の陰謀により14年間にわたり宮殿を追放された王子ラーマは、絶世の美女シータ妃をともなって森に隠棲していた。そんな折、森の悪魔を退治したラーマは魔王ラヴァナの怒りをかい、妻シータを誘拐されてしまう。

猿軍の協力を得てシータの救出に向かうラーマ。しかし強力なラヴァナ軍との戦闘中に弟ラクシュマナは瀕死の重傷を負う。このとき猿軍の将ハヌマ-ンが天翔けてヒマラヤに飛び、傷を癒す薬草の生えた山をそのまま担いで運び、弟ラクシュマナの命を救う。やがてラーマ軍は“天の武器”を使ってラヴァナ軍を倒し、アヨーディアに凱旋する。

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「モントリオール・ジャズ・フェス」音楽の楽園〜もう一つのカナダ 第12回

 音楽ファンの皆様、カナダ・ファンの皆様、こんにちは。

 6月も中旬になりますと、オタワは盛夏です。陽光に溢れた午後、青い空に直線にひかれた白い飛行機雲を見上げると、実に爽やかな気分になります。そして、夏の季節は、様々なフェスティバルが随所で開催されます。音楽イベントも盛り沢山です。

 そこで、今回は、モントリオール国際ジャズ・フェスティバルです。歴史と文化を誇るモントリオールの街の力量が全開し、北米のみならず世界から音楽愛好家が押し寄せています。今や、世界最大のジャズ・フェスとしてジャズ愛好家の垂涎の的です。

 まず、ここに至る経緯を簡単に見てみましょう。

ジャズ略史

 ジャズは、20世紀初頭にニューオリンズで生まれた新しい音楽です。そのエッセンスは、欧州の古典音楽や教会音楽、アフリカのリズム、黒人霊歌のブルースの絶妙な融合です。元来、亜熱帯の開放的な土地柄に自由な雰囲気が相まって、英国とフランス等ヨーロッパの伝統・文化、アフリカ由来の奴隷の歴史、アメリカの土着的要素が溶け合います。恐るべき吸収力で多様な要素を取り込み音楽的発展を遂げ、現代の音楽の主流となります。第2次世界大戦を経て、ジャズは世界中に拡がりました。今や、ジャズ的な要素の無い音楽を探すことは出来ない程です。

 夏ともなれば、世界中で、ジャズ・フェスが開催されていますが、その嚆矢はニューポート・ジャズ・フェスです。1954年以来、毎年7月東海岸ロードアイランド州の港街ニューポートで開催されている野外コンサート。「真夏の夜のジャズ」には1958年の公演が活写されています。ジャズは、音楽だけでなく、ファッションもライフスタイルとしても時代の最先端であることを証明しました。カナダが生んだトランペットの雄メイナード・ファーガソンも出演し傑作ライブ盤をリリースしています。

 ジャズの強力な波は欧州にも伝播します。ニューポートから13年後の1967年には、スイスのレマン湖畔の街モントルーでもジャズ・フェスが始まります。湖畔の古城のジャケットで有名なビル・エバンスのライブ盤が象徴的です。渡辺貞夫や村上ポンタら日本人の猛者も出演しています。モントルー自体はレマン湖の東端に位置する人口2万3千人の小さなリゾート・タウンですが、毎年7月にはジャズ・フェスを開催。今や、モントルーと言えば、ジャズ・フェスという程、定着し世界中から一流の演奏家が集い、観客も詰めかけます。

 そして、ジャズの波は遂にカナダにも押し寄せます。モントルーから13年後の1980年、遂に、モントリオールにてジャズ・フェスの誕生です。主催者は、実業家アラン・シマール。1950年モントリオール生まれで、音楽・映画・演劇のプロモーターとして頭角を顕わし始めた俊英30歳。大規模ジャズ・フェス実現のために協賛企業を募り、市当局と折衝して何とか実現に漕ぎ付けました。

創世記〜モントリオール・ジャズ・フェスティバル

 まずは、1980年5月10日の土曜日の夜です。「第1回モントリオール・ジャズ・フェスティバル」のプレ・イベントとして「Living Legend of the Blues」がモントリオール大学スポーツ・センターで開催されました。このセンターは、76年のモントリオール五輪のフェンシング会場にもなった由緒ある場所。ここに、B.B.キング、ジョン・リー・フッカー、マディ・ウォーターズといったブルースの生ける伝説が参集したのです。何故、ジャズ・フェスのプレ・イベントがブルースなのか?と疑問が湧くかもしれません。上述のとおり、ジャズは若い音楽で現在進行形で進化を遂げています。が、ジャズの核心にはブルースがあるのです。ハ長調で言えば、ドレミファソラシドの3番目と7番目の音を半音フラットさせる事で生まれる独特の感覚です。ジャズとブルースは同根です。主催者はその事を熟知していたのです。ジャズ・フェスの前哨戦としてこれに勝る企画は無かったでしょう。

 そして、本番の第1回モントリオール・ジャズ・フェスは、7月2日(水)午後8時から1967年のモントリオール万博の会場だったプレ・ドゥ・ナショナルでのレイ・チャールズ公演で幕を開けました。レイ・チャールズは「わが心のジョージア」や「アンチェイン・マイ・ハート」等のポピュラー音楽でのヒット曲を誇ります。が、同時に、盲目ながらピアノの名手でもあります。巨匠ミルト・ジャクソンとの共演盤「ソウル・ブラザーズ」はジャズ・ファン必聴です。歌って良しピアノも良し、ソウルもポップもジャズも良し。真のマルチ・タレントの巨人が最初のパフォーマーだった事は、モントリオール・ジャズ・フェスのその後の発展を予言するものでした。

 週末の日曜日(7月6日)は、チック・コリアとゲイリー・バートンの二重奏です。ピアノとヴィブラフォンが溶け合い完全に一体化する魔法の響き。現代ジャズの傑作「クリスタル・サイレンス」を生んだ2人の登場は、モントリオール・ジャズ・フェスが第1回にして時代の最先端を紹介する密度の濃い本物のジャズ・フェスだと証明しました。

 最終日7月10日(木)、地元モントリオール出身のピアニストにして作曲家ヴィック・ヴォーゲル率いるビッグ・バンドが、第1回フェスの締め括りとして登場しました。グローバルな知名度はさて置き、ジャズの祖国アメリカからの大物出演者に引けを取らぬ熱演はカナダの誇りです。ヴィックは、モントリオール・ジャズ・フェスの常連となって、ソロからビッグ・バンドまで多彩なフォーマットでほぼ毎年し出演することになります。

 9日間にわたる第1回モントリオール・ジャズ・フェスは大成功のうちに終わり、次回以降、大きく発展していきます。

成長と拡大

 世界を舞台に活躍するジャズ・ミュージシャンは、公演、新作の準備、レコーディング等々とても多忙に日々を過ごしています。即ち、ジャズ・フェス主催者側からすれば、どれだけ素晴らしいアーティストを呼べるかが、ジャズ・フェスの価値を決める訳です。モントリオール・ジャズ・フェスは、出演者の質と量が年々高まって行きます。マイルス・デイビス、ハービー・ハンコック、キース・ジャレット、アート・ブレイキー、パット・メセニー、ウェザー・リポート、アル・ディ・メオラはじめ、オスカー・ピーターソン、ギル・エバンズらカナダ勢も揃って、ジャズの百科全書とも云うべき錚々たる音楽家達です。カナダの歌姫にしてピアノの名手ダイアナ・クラールも常連です。アレサ・フランクリンやアントニオ・カルロス・ジョビンらも出演し、狭義のジャズに捉われない、カナダならではの包摂的なジャズ・フェスを実現しています。勿論、日本勢もです。秋吉敏子、渡辺貞夫、川崎燎、小曽根真、高瀬アキ、上原ひろみ、碓井雅史らが出演しています。

世界最大のジャズ・フェス

 そして、2004年、モントリオール国際ジャズ・フェスティバルは、ギネス公認の世界最大のジャズ・フェスとなりました。毎年、世界30ヵ国から合計3000人ものアーティストが参加します。モントリオール市内20箇所の会場で、大小合わせて650公演が行われます。そのうち450は屋外の特設ステージでの無料コンサートです。記者証を持つジャーナリスト約300人も来訪して取材。世界中に記事が配信されます。聴衆はのべ200万人を超えると見積もられています。

 毎年6月末から7月上旬の11日間、会場が集中するモントリオール市街の中心部は交通規制が行われ歩行者天国となります。ケベック州最大の観光資源にして、ジャズ・フェスを目当てに海外から15万人の観光客が来訪して7千万ドル以上の経済効果があると言われています。歴史の豊かなモントリオールの街の魅力とジャズの求心力の賜物です。

名盤・名演〜ライブ・イン・モントリオール

 既に43年の歴史を持つモントリオール・ジャズ・フェスで録音され世に出た音盤は沢山ありますが、4つの名盤・名演を紹介します。

 まず、帝王マイルス・デイビスです。1983年7月7日の公演の全貌が昨年リリースされたボックス盤「That’s What Happened 1982-1985」で初めて陽の目を見ました。完全に電化され、ファンクとロックが同居する最先端のジャズがここにあります。かつて、クール・ジャズを創始し、モード奏法をも生み出した鬼才は、幾度もその時代の主流スタイルを壊して前進し、次の時代の主流を創って来ました。リズムの洪水の中に未来のジャズが浮かび上がります。

 次に、2004年 7月10日のオスカー・ピーターソンの演奏は圧巻です。1925年12月生まれで、この時は78歳。実は1993年に脳梗塞で倒れピアノ演奏は絶望的と言われましたが、懸命のリハビリで復活を遂げたのでした。後遺症で左手はあまり使えませんが、流麗な右手が繰り出す歌心溢れるブルースは、高速フレーズからバラードまで、胸に沁みます。音楽の女神に愛されたジャズの偉人の勇姿は必見です。YouTubeでどうぞ。

 現代の巨匠パット・メセニーもモントリオール・フェスの常連。1989年は、7月4日にパット・メセニー・グループとして演奏し、その翌日5日は、ジャック・ディジョネット、チャーリー・ヘイデンとのトリオで出演。3人の濃密な演奏は、最高峰の演奏家の間でのみ成立する音楽的コミュニケーションの極致です。ジャズの本質が即興にある事を改めて実感させます。

 そして、上原ひろみ。中米コロンビアが生んだハープの鬼才エドマール・カスタネーダとの二重奏で出演した2017年6月30日の録音。明るく華やいだ色彩の音盤ジャケットが示唆するように、心優しく希望を喚起する響きが全編を覆います。たった2人の演奏と思いきや、活力溢れるリズムと多彩な音色の中に鮮やかなハーモニーと旋律が舞い、ビッグ・バンドに負けない豊かな響きを生み出しています。ジャズとも呼べますが、ひろみ流の現代音楽がここに展開しています。

結語

 今年のモントリオール・ジャズ・フェスは、6月29日(木)から 7月8日(日)までの11日間です。ダイアナ・クラール、ハービー・ハンコックの超有名アーティスト、更にはスナーキー・パピー、ゴーゴー・ペンギン、エズラ・コレクティブ等々の現代ジャズを切り拓いている若手バンドも来訪します。ジャズ色に染まるモントリオールは、音楽の楽園そのものですね。

(了)

山野内勘二・在カナダ日本国大使館特命全権大使が届ける、カナダ音楽の連載コラム「音楽の楽園~もう一つのカナダ」は、第1回から以下よりご覧いただけます。

音楽の楽園~もう一つのカナダ

山野内勘二(やまのうち・かんじ)
2022年5月より第31代在カナダ日本国大使館特命全権大使
1984年外務省入省、総理大臣秘書官、在アメリカ合衆国日本国大使館公使、外務省経済局長、在ニューヨーク日本国総領事館総領事・大使などを歴任。1958年4月8日生まれ、長崎県出身

“Past Lives”
カナダ育ちの韓国人女性監督が贈るラブストーリー

映画 "Past Lives"; Photo courtesy of Elevation Pictures
映画 "Past Lives"; Photo courtesy of Elevation Pictures

こんにちは。バンクーバー在住の映画・ドラマライター、Lala です。

映画館で観られる大型映画だけでなく、ストリーミングサービスのドラマや小さな劇場でのインディペンデント作品まで、おススメの作品をどんどん紹介していけたらと思っています。

今回紹介するのはこちら。

「Past Lives 」(2023)セリーヌ・ソン監督

年初に開催されたサンダンス映画祭で絶賛を浴びて、2月のベルリン映画祭でも好評だった「Past Lives」(セリーヌ・ソン監督)。ずっと観たいなと思っていたところやっとバンクーバーでも上映になったので行ってきました。実はラブストーリーはそこまで好みではない私ですが、この映画は別格でおススメです。

12歳の時に韓国からカナダに家族と移り住み、現在はニューヨークでアメリカ人の夫アーサー(ジョン・マガロ)と暮らすノラ(グレタ・リー)。そんな彼女に会いに、幼い頃韓国で特別な相手だったヘ・ソン(ユ・テオ)が訪ねてやってくる。ニューヨークの街を観光するノラとへ・ソンの距離は時を超えてあっという間に縮まるが・・・というストーリー。そんな二人とアーサーの姿を観客は静かに見守り、時にハラハラしたりもするわけです。

映画自体はとても静かなトーンで進みます。「で、結局ノラは誰を選ぶの?過去なんて美化されるもんなんだから現実を見なさい!」と気持ちが早まる私も、登場人物たちの会話と演技が素晴らしくすごく豊かな小説を読んでいるように引き込まれていきました。今生きている人生って過去の何重もの自分の選択で作られているんですよね。

もしもあの時違った選択をしていたら、という「もしも・・・」のストーリーは珍しいものではないけれど、ここですごく私に刺さったのはノラが移民の子という背景。韓国を出ることを選んだのは彼女ではない点なんですよね。もしあのまま韓国で育っていたらヘ・ソンと恋人になっていたのか、それ以上に韓国人としてどんな人生だったのだろう、と考えてしまいました。実はソン監督自身も子どもの頃に家族とカナダに移住したそうです。10代での移住は言葉の習得だけでなくアイデンティティの形成にもとても大きな影響を与えるものです。北米で育ったアジア系として今の居場所を築いた彼女が紡ぐ「もしも」の物語は、カナダで移民として住んでいる私の中にもとても深く響きいろいろ考えさせられました。

Past Lives・・・「前世」、というタイトルの意味にもつながるエンディングは本当にもうヤラレタ!という感じです。俳優たちの演技、セリフ、間の取り方、ロケーションやカメラワークなども完璧で素晴らしいのだけど、そんな小難しい事は抜きにしてラブストーリーなんて普段は興味のない私も久しぶりにジーンときてしまうほどでした。

ソン監督はこれが監督デビュー作。半分以上?韓国語のアメリカ映画、おまけに切ない静かなラブストーリーなんて、少し前なら絶対に資金を集めることも配給先を見つけるのも難しかったと思われます。この流れに乗って今後も素敵な作品をどんどん作ってもらえたらな、と期待させてくれる一人です。

カナダではElevation Picturesが配給。

バンクーバーでの上映が少なすぎるので、正直もっと上映すべきー!と付け加えておきます。

バンクーバーでは5th Ave Cinemaで上映です。

映画 "Past Lives"; Photo courtesy of Elevation Pictures
映画 “Past Lives”; Photo courtesy of Elevation Pictures
映画 "Past Lives"; Photo courtesy of Elevation Pictures
映画 “Past Lives”; Photo courtesy of Elevation Pictures

Lalaのシネマワールド
映画に魅せられて

バンクーバー在住の映画・ドラマ好きライターLalaさんによる映画に関するコラム。
旬の映画や話題のドラマだけでなく、さまざまな作品を紹介します。掲載は不定期です。

Lala(らら)
バンクーバー在住の映画・ドラマ好きライター
大好きな映画を観るためには広いカナダの西から東まで出かけます
良いストーリーには世界を豊にるす力があると信じてます
みなさん一緒に映画観ませんか!?

友きたる2 ~投稿千景~

エドサトウ

 帰りのフェリーのラウンジの椅子にすわり、西に傾く太陽の光がキラキラする海を見ながら、彼とずうっと話をしていた。

エドサトウさん(右)と友人、ビクトリア市内で。Photo by Ed Sato
エドサトウさん(右)と友人、ビクトリア市内で。Photo by Ed Sato

 恩師の話、友の話、彼が今かかわっているNPOのプロジェクトの話などから、今の環境問題などを話しあった。彼が今取り掛かっているプロジェクトは地元の有り余る竹を使って、海を豊かにする仕事らしい。つまり、不必要になった竹を海岸の海中に固定して、魚が生育しやすい環境を創ることらしい。うまくゆけば、魚介類が増える可能性が考えられることは、この先の将来が楽しみであり、次の世代に豊かな海を残せるかもしれない。近年、日本の近海で漁獲量の不振が続いているのは、海流の温度が変化しているためでもあるらしいと彼は言う。

 僕の知識から言えば、今は太陽の活動の弱い時期の小氷河期に入っているのではと思うのである。そうなれば、益々、冬の暖房の為の燃料を消費せねば、現代文明は、維持できなくなるのではと、考えられなくもない。

 いやいや、何が正論で何が悪なのかよくわからないのが、二人の合意点であった。

 そんな話を1時間以上もしたであろうか、フェリーは港に近くなり、船内アナウンスで「まもなく船は接岸するので、お客様は車にお戻りください」と放送があった。北国の夏は、まだ8時過ぎでも明るい夕暮れ時である。そこからホテルまで友を送りとどけて、今日も無事に、穏やかに暮れてゆくのである。

 「だれも行ったこともない場所に行け!だれもやらなかったことをやれ!」と出口治明(APU学長)は若い人に言っておられる。友と僕の人生もまた、これと似た人生かもしれないと思いを巡らすのである。

ビクトリアにあるエンプレスホテル。Photo by Ed Sato
ビクトリアにあるエンプレスホテル。Photo by Ed Sato

投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
これまでの当サイトでの「投稿千景」はこちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/post-ed-sato/

高畑勲監督デビュー作品「太陽の王子 ホルスの大冒険」バンクーバーで上映

「太陽の王子 ホルスの大冒険」の一場面。Photo provided by The Cinematheque
「太陽の王子 ホルスの大冒険」の一場面。Photo provided by The Cinematheque

 ジブリ映画でお馴染みの高畑勲監督の初長編アニメーション作品「太陽の王子 ホルスの大冒険」(英題:Horus, Prince of the Sun)がバンクーバーで上映される。

 上映館The Cinemathequeは、「高畑は、セルゲイ・エイゼンシュテインの『アレキサンダー・ネフスキー』の壮大なスケールと、この作品の5年前に自身が演出助手を務めた『わんぱく王子の大蛇退治』からインスピレーションを受けたようだ」と解説する。

 映画は、若き英雄ホルスが、才能と問題を抱えたヒルダや仲間と共に、恐るべき悪党グルンワルドを太陽の剣で倒すまでの冒険物語。

 「人間の葛藤と自然界の淡々とした美しさの間の野心的なバランスは、高畑監督のデビュー作を際立たせている」と評価。この作品で、高畑監督と宮崎駿監督が初めてアニメ制作で交わることになったことも紹介している。

 上映は2回。1回目は英語吹き替え版で、2回目は日本語の英語字幕版。日本語の声の出演には、市原悦子、平幹二朗、横森久、横内正、東野英次郎などの俳優陣が名を連ねている。1968年の作品。

「太陽の王子 ホルスの大冒険」

上映日時:
6月18日(日)11:00am(英語吹き替え版)
7月2日(日)4:00pm(英語字幕版)

会場:The Cinematheque(1131 Howe Street, Vancouver, BC)

ウェブサイト:https://thecinematheque.ca/films/2023/horus-prince-of-the-sun

「太陽の王子 ホルスの大冒険」の一場面。Photo provided by The Cinematheque
「太陽の王子 ホルスの大冒険」の一場面。Photo provided by The Cinematheque

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トロント日本映画祭で上映の2作品「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」「土を喰らう十二ヵ月」、バンクーバーでも上映決定

 現在開催されているトロント日本映画祭2023。カナダで邦画が集結する映画祭として毎年人気を博している。

 その中から今年バンクーバーで上映されることが決定している2作品、「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」と「土を喰らう十二ヵ月」を紹介する。

「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」(原題:Ramayana: The Legend of Prince Rama)

「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」より。Photo provided by Momo Films
「ラーマ―ヤナ ラーマ王子伝説」より。Photo provided by Momo Films

 1992年に製作された日印合作の隠れた傑作長編アニメーション映画が、新たに4Kデジタルリマスター版として復活する。ヒンドゥー教の聖典でありインドの2大叙情詩のひとつとも言われる「ラーマーヤナ」を日本が誇るハイクオリティなアニメ技術によって映画化。

 インドからはインドアニメ界の最高峰ラム・モハン氏が、日本からは佐々木晧一氏が、監督して参加。さらにインドから当代一流のシナリオライターや音楽監督、美術家、映画俳優が参加し、日本からは宮崎駿監督作品でも活躍していたアニメーターたちを含め総勢450人による10万枚以上の手書きセル画で、約8億円、9年をかけて完成した作品。

ストーリー

古代インド、コーサラ国の王城アヨーディアでは、3人の王妃に4人の王子が生まれ、それぞれ立派に成長した。宮廷内の陰謀により14年間にわたり宮殿を追放された王子ラーマは、絶世の美女シータ妃をともなって森に隠棲していた。そんな折、森の悪魔を退治したラーマは魔王ラヴァナの怒りをかい、妻シータを誘拐されてしまう。

猿軍の協力を得てシータの救出に向かうラーマ。しかし強力なラヴァナ軍との戦闘中に弟ラクシュマナは瀕死の重傷を負う。このとき猿軍の将ハヌマ-ンが天翔けてヒマラヤに飛び、傷を癒す薬草の生えた山をそのまま担いで運び、弟ラクシュマナの命を救う。やがてラーマ軍は“天の武器”を使ってラヴァナ軍を倒し、アヨーディアに凱旋する。

トロント日本映画祭上映:6月18日(日)午後1時

バンクーバーでは、VIFF Centre、RIO Theatreなどで上映予定。日時は未定。

「土を喰らう十二ヵ月」(英題:The Zen Diary)

「土を喰らう十二ヵ月」より。Photo provided by Momo Films
「土を喰らう十二ヵ月」より。Photo provided by Momo Films

 沢田研二、松たか子主演、料理研究家・土井善晴が料理監修を務めた話題作。長野の雄大な自然を背景に、四季折々の食で綴る人生ドラマ。

 監督・脚本は「ナビィの恋」「ホテルハイビスカス」の中江裕司。脇を固めるのは、西田尚美、尾美としのり、檀ふみなどのベテラン俳優。原案は、水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々-わが精進十二ヵ月-」(新潮文庫)。

 バンクーバーではVIFF Centreで9月に上映が決定している。

ストーリー

作家のツトムは人里離れた長野の山荘で一人暮らしをしている。山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら、原稿をしたためている。時折、担当編集者で恋人の真知子が、東京から訪ねてくる。食いしん坊の真知子とふたり、旬のものを料理して一緒に食べるのは楽しく、格別な時間。歳の離れた恋人がいて、悠々自適な暮らしをするツトムだが、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいる。

トロント日本映画祭上映:6月17日(土)午後7時

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「夢はアメリカでスポーツアナリスト!」福田泰雅さん:iTTTiバンクーバー~私のカナダ留学体験物語~

メイプルリーフ・ジャーニー :私のカナダ留学体験物語
“Maple Leaf Journey: My Canadian Study Abroad Story”

福田泰雅(ふくだ たいが)さん  16才 香川出身、兵庫在住
iTTTi Vancouver(イッティ・バンクーバー)www.ittti.ca
5カ月コース(インタビュー時2カ月半経過)

福田泰雅さん(16才)香川出身、兵庫在住。 iTTTi Vancouver(イッティ・バンクーバー)5カ月コースに通っている。Photo by Koichi Saito
福田泰雅さん(16才)香川出身、兵庫在住。 iTTTi Vancouver(イッティ・バンクーバー)5カ月コースに通っている。Photo by Koichi Saito

カナダ留学のきっかけと目的:将来、私はスポーツアナリストとして働きたいです。スポーツアナリストは選手個人やチームに対して有益な情報収集、分析、データ解析などの仕事をします。英語ができることは有利だと考え、留学を決めました。最終的にはアメリカでスポーツアナリストとして働き、親に恩返ししたいと思っています。

通っている英語学校iTTTi Vancouverについて:先生方がとても丁寧に教えてくれますし、さまざまな国の生徒と交流しながら学ぶ機会も多くあります。この学校を選んで本当に良かったと思っています。最初はBe動詞が何なのかさえよく分からなかったのに、学校内ではEnglish Only(英語のみ使用する)という環境でとても大変でした。でも、単語を組み合わせるなどして積極的に話すように心掛けました。2カ月半が経ち、毎日が楽しく過ごせています。

バンクーバー・ダウンタウンにあるiTTTi Vancouverでの授業風景。Photo by Koichi Saito
バンクーバー・ダウンタウンにあるiTTTi Vancouverでの授業風景。Photo by Koichi Saito

バンクーバーでお気に入りの場所:学校の近くにある公立図書館は、モダンで広々とした空間で、屋上のバルコニーからはバンクーバーの景色を眺めながら、クラスメートと一緒に宿題をしたりするのが、学校後の楽しい時間です。

日本へ帰国して、一番最初にやりたいこと:まずは家族と一緒に過ごし、カナダでの経験についてたくさん話したいです。その後、友達と一緒に「ラウンドワン」など、日本にしかない場所に行って遊びたいです。

バンクーバー・ダウンタウンにあるiTTTi Vancouverで、ランチ後に友だちと。Photo by Koichi Saito
バンクーバー・ダウンタウンにあるiTTTi Vancouverで、ランチ後に友だちと。Photo by Koichi Saito

留学を迷っている人へのメッセージ:自分はスポーツアナリストになりたいという目標を持って留学を決めましたが、目標があるないに関わらず、留学は英語を学ぶだけでなく、さまざまな価値を提供してくれると思うので、多くの人に留学を経験してもらいたいです。絶対に得られるものがあると思います。

留学先として、バンクーバーは人々が優しく、景色も美しい素晴らしい場所です。ここに来ることができて本当に良かったです。また必ず戻ってきたいと思います。

iTTTi Vancouverの仲間と。Photo by Koichi Saito
iTTTi Vancouverの仲間と。Photo by Koichi Saito

iTTTi Vancouver(イッティ・バンクーバー)

バンクーバー・ダウンタウン中心部、ロブソンストリート沿いに位置する語学学校です。「Because you are unique」という言葉をモットーに、生徒一人一人の目的やニーズに合わせた親身なサポートを提供しています。英語4技能を全体的に網羅する一般英語クラス、スピーキングにフォーカスした会話コース、テスト準備に特化したコースなど、イッティ・バンクーバーの英語クラスには、幅広い選択肢があります。アクティビティーも充実しており、毎日開催されております。学校内には広いラウンジやパティオがあり、教室の外でも生徒と先生、そしてスタッフとも交流が出来る場を設けています。www.ittti.ca

MLS日本人対決が実現、ホワイトキャップスは引き分けに

GK高丘陽平選手、FCシンシナティとの試合終了後にロッカールームの前で。2023年6月10日、BCプレース。Photo by Japan Canada Today
GK高丘陽平選手、FCシンシナティとの試合終了後にロッカールームの前で。2023年6月10日、BCプレース。Photo by Japan Canada Today

 バンクーバーでMLS日本人対決が実現した。GK高丘陽平を擁するホワイトキャップスは6月10日、FW久保裕也が所属するFCシンシナティと対戦。フォワード対ゴールキーパーのまさに「直接対決」を期待した。

6月10日(BCプレース:16,086)

バンクーバー・ホワイトキャップスFC 1-1 FCシンシナティ

前半からホワイトキャップスが得点機会を作り優勢に試合を進めるが相手GKの攻守に阻まれ得点できず。シンシナティもGK高丘の活躍もあり無得点で、前半を終える。試合が動いたのは83分。シンシナティAcostaが決め0-1。しかしキャップスはPKのチャンスを得てGauldがゴールし89分に同点に追いついた。

「相手がどこでもホームであるなら勝ち点3は取っていきたい」

 FCシンシナティは現在東カンファレンス1位。アウェイでも3勝1敗4分で、今季この1敗が唯一の黒星という強さ。GK高丘は「東の1位で大変でしたけど、相手がどこでもホームであるなら勝ち点3は取っていきたいなと僕自身は思っています」とホームでの勝ちにこだわった。

 ホワイトキャップスは序盤から積極的に攻めて、得点好機を何度も作った。しかし、なかなか得点できない。先制したのはシンシナティ。Acostaがネット左前から放ったシュートはゆっくりとした弧を描いてGK高丘の頭上を越え、吸い込まれるように右隅に。猛攻を続けてきたキャップスの一瞬のエアポケットのような時間に相手ゴールが決まった。結果的にはキャップスがPKのチャンスを得て試合終了間際に同点に追いついて引き分けたが、内容と結果のギャップにしっくりこない後味の悪さが残った。

 「僕らがボールをほとんど持ってましたし、そういう意味ではホームであればやっぱり勝っていかないといけないな」と高丘。「しっかり最後勝ちきれるようなチームになっていきたいです。僕自身も、ここ最近は毎試合失点が続いてしまっているので、もう 1 回無失点の試合をやって、僕自身もそうですし、チームも、無失点がどれだけ大事かってことを習慣づけないといけない。そういう意味では悔しい試合ではありました」と反省が口をついた。

北米で日本人ががんばっているということを発信していきたい

 バンクーバーでMLS日本人対決が実現した。試合中、久保はなんどもシュート機会をうかがうがシュートできたのは68分。キャップスのディフェンスに阻まれ、GK高丘までは届かなかったが、日本人対決が実現した。前半途中にはネット前で2人が並ぶ場面も。

 今季最初で最後のMLS日本人対決に高丘は「初めての感覚だったんで、なんか変な感じというか、(そんな感じ)はしましたけど、こうやってこの地で日本人選手ががんばってるんだってところを僕自身も発信していきたいなと思ってましたし、こっちで対戦できたのは1つ大きいというか、思い出の1つにはなったかなと思います」とこの日の対戦を振り返った。

 久保のプレーについては、「相手のシステム的にも、うちのディフェンスラインと中盤の間で嫌なところで受けるシーンがやっぱり多かったですし、そこをターンして仕掛けてくるっていうところはチームとしても警戒していたので、やっぱりクオリティがあるなと思っていました」と言う。「もともと代表のキャリアもある選手ですし、すばらしい選手であることは間違いないので、これからも切磋琢磨してやっていけたらと思います」と次の対戦を楽しみにしていた。

 試合終了後にはフィールドで高丘が久保に歩み寄って、2人で話していた。MLS入団について相談したのも久保だった。「本当にこっちに来る時に、たくさん相談に乗っていただいたんで、そういったところの感謝を伝えさせてもらったっていうのと、近況報告というかお互いに話したっていう感じですね」と笑顔を見せた。

6月はアウェイで今季初勝利を

 ホワイトキャップスはここまで17試合を戦って5勝5敗7分け22ポイントで西カンファレンス6位につけている。ただ、アウェイでは1勝もなく4敗3分け。

 チームは今週休養を取った後、6月21日コロラド・ラピッズ、6月24日ロサンゼルスFC、7月1日スポーティングKCと3試合アウェイが続く。どうしてもアウェイ初白星がほしいところ。

 「アウェイで勝ち点3を取れてないっていうのは、僕自身も引っかかるポイントであります」と高丘。ホームとアウェイで気持ち的に違うのかと問うと、「う~ん、ホームと同じようなメンタリティーというか勢いというか」と特に違いはないと言う。ただ、「アウェイゲームがよりアウェイゲームの感じをするというか。日本だとアウェイゲームはそんなにアウェイじゃない感じがするんですけど、こっちはアウェイゲームの位置づけが多少違うのかなっていうところは感じるんで、そこを踏まえつつ、勝ち点3を取れるようにしていきたいなと思います」と語った。

7月・8月のホームゲームhttps://www.whitecapsfc.com/

7月8日(土)7:30pm シアトル・サウンダーズFC
7月12日(水)7:30pm オースティンFC
7月15日(土)7:30pm ロサンゼルス・ギャラクシー
7月21日(金)7:30pm クラブ・リオン(リーグスカップ)
8月20日(日)7:30pm サンノゼ・アースクエイク

(記事 三島直美)

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