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Koichi Saito

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バンクーバー2023年の幕開け「ポーラーベアスイム」寒中水泳

 バンクーバーの元日といえば、イングリッシュベイのポーラーベアスイム、寒中水泳。過去2年は新型コロナウイルス禍でオンラインのみで実施。実際には行われなかったため、待ちに待ったイベントとなった。

 このポーラーベアスイムは、1920年元日にギリシャ系移民のピーター・パンテージス(Peter Pantages)さんと友人の計10人でイングリッシュベイに飛び込んだのが始まり。その後にポーラーベアスイム・クラブという水泳クラブを作り、ポーラーベアスイムと名付けられた。

 ピーターさんの孫娘リサ(Lisa)さんが現在のポーラーベアスイム・クラブの会長を務めている(動画内では台の上でカウントダウンをして赤い旗を振っている女性)。

 今年は103回目を迎え、5,000人以上の事前登録があり、当日は6,000人以上が参加。他にもそれを見守る家族、友人をはじめ、このイベントを見ようと大勢の人がイングリッシュベイに詰めかけた。仮装して参加する人も多いのがこのポーラーベアスイムのおもしろいところ。水温は6.5度と例年より低めだったが、みんなが3年ぶりの寒中水泳を楽しんだ。

毎年参加者に配られる直径3cmほどの参加缶バッチ。毎年デザインが変わり、今年はシロクマが膝を抱えて水に飛び込んでいるイラスト。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
毎年参加者に配られる直径3cmほどの参加缶バッチ。毎年デザインが変わり、今年はシロクマが膝を抱えて水に飛び込んでいるイラスト。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

(写真・動画 斉藤光一)

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