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バンクーバー・プライドパレード新ルート発表、フェスティバルは2日間開催に

プライドパレード2022。7月31日バンクーバーダウンタウン。Photo by Koichi Saito
プライドパレード2022。7月31日バンクーバーダウンタウン。Photo by Koichi Saito

 バンクーバー・プライド・ソサイエティは、2023年のバンクーバー・プライド・フェスティバルについて、期間を1日増やして2日間とし、より多くのアクティビティやエンターテインメントを提供すると発表した。

 今年のプライド・フェスティバルは8月5日、6日に行われる。恒例のパレードは6日に開催。今年はルートが一新され、デイビー・ストリートとデンマン・ストリートからスタートし、ビーチ・アベニューとパシフィック・ストリートを通って、新しくフェスティバル会場となるコンコルド・コミュニティ・パークに到着する。パレードの距離も2.7キロから3.1キロに。

 同ソサイエティのMadison Holding代表は、新ルートはアクセスやスペースの問題を考慮したものとし、「広い歩道、スカイトレイン駅に近いこと、平坦であることなどから、パレード出演者にも観客にも、より参加しやすいものとなる」と話している。

 プライド・フェスティバルは1978年にスタート。中でもパレードは約10万人の観客を集めるバンクーバーの一大イベントで、新型コロナウイルス感染拡大の影響をへて2022年に再開した。

2023年に開催されるバンクーバー・プライドパレードの新ルート。Image from Vancouver Pride society
2023年に開催されるバンクーバー・プライドパレードの新ルート。Image from Vancouver Pride society

(記事 編集部)

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BC州で5月10日(水)に緊急通報システムテストを実施

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は5月9日、緊急通報システムテストが、2023年5月10日(水)午後1時55分(太平洋標準時)に実施されると発表した。このテストは、5月7日から13日までの「緊急事態準備週間」の一環で実施される。

 警報は全ての携帯電話に届くほか、ラジオやテレビの放送中にもメッセージが発信される。メッセージ内容は以下の通り。

“This is a TEST of the BC Emergency Alert system. This is ONLY a TEST. In an emergency, this message would provide safety information that could save your life. Click for more info: www.emergencyinfobc.ca/alert. Again, this is ONLY a TEST. No action is required.”

 BC州政府は2022年、カナダ公共警報システムの使用を、津波警報だけでなく、洪水、山火事、猛暑による差し迫った脅威にも拡大。また警察は、市民の緊急事態やアンバーアラート(子どもなどの誘拐や行方不明事件が発生した際に公共メディアを通じて迅速に発令する緊急事態警報)にも警報を発信している。

 BC州Bowinn Ma緊急事態管理・気候対応担当大臣は、「自然災害が発生しやすい季節を目前に控え、ブリティッシュ・コロンビア州、地域社会、人々にとって、予期せぬ事態に備えることがいかに重要であるかを再確認する必要がある」と声明を発表。州政府は、自然災害や気候変動による災害が頻発し、その被害が拡大する中で、誰もが起こりうる緊急事態に備えることが重要と呼びかけている。

BC州政府が紹介している、緊急事態への準備、緊急キットや携帯緊急事態セットに含めるべきものについてのサイト:http://www.preparedbc.ca

緊急速報システムについて:www.gov.bc.ca/gov/content/safety/public-safety/emergency-alerts

(記事 編集部)

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ビクトリアの駐車場で新生児が死んでいるのが見つかる

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の州都ビクトリアで4月26日、赤ちゃんが駐車場で死んでいるのが見つかった。27日にビクトリア警察が発表したところによると、通報があったのは26日午後10時頃で、死亡した新生児が見つかったのはベイ・ストリート700番台の駐車場。母親の行方と健康状態も懸念されていた。

 28日には警察は、新生児は見つかった場所から遠くないところでつい最近生まれたとみられること、さらに、検視の結果、死因は自然死だったと発表。すでに母親の居場所を特定し、現在、医療ケアとサポートを受けているとも発表している。また、この件については現在捜査中であり、その他の詳細については公表できないとしている。

 事件について多くの疑問点が残るなか、女性の支援を行う団体からは懸念の声があがっている。バンクーバー島のCridge Supportive Housing and Family ServicesのマネージャーCandace Stretchさんは、グローバルニュースの取材に対し、ビクトリアでは、妊婦や新しく母親になった女性へのトランジション・ハウスやプログラムはウェイトリストの状態で、適切な時期に適切なケアが受けられないと話す。

 さらに、支援に格差があることを指摘。BC州本土には、育てられない赤ちゃんを匿名で医療機関に任せられるシステムがあるが、バンクーバー島にはない。Stretchさんは、メトロバンクーバーだけにあるサービスが、バンクーバー島を含めBC州の他の地域でも利用可能になることを期待していると話している。

(記事 編集部)

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人種差別に立ち向かったホッケーコーチが活動停止処分に

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州サレー市の人種差別に抗議したアイスホッケーコーチが、活動停止処分ののち解任され、問題となっている。

 CBC電子版によると一連の問題は、Surrey Minor Hockey Association Under-11 A1男子チームのBrian MacGillivray元コーチが、今年2月17日に行われた試合の第3ピリオドでチームを途中退場させたことに端を発するという。対戦相手Ridge Meadows U-11 A1男子チームのヘッドコーチと選手がサレーの選手に対し、「バナナ」「サル」など人種差別的な発言をしたのが理由で、泣いている選手もいたと伝えている。Ridge Meadowsのコーチは後に「バナナ」は暗号だったとMacGillivray元コーチに謝罪。Surrey Minorのチームには南アジア系の選手が多かったという。

 しかしB.C.Hockeyは、「試合再開を拒否した」という理由でMacGillivray元コーチを30日間の活動停止処分に。B.C. HockeyのCameron Hope会長は、人種差別についても調査中としているが、Surrey U-11 A1のJustin SaysonアシスタントコーチはCBC電子版のインタビューに対し、B.C. Hockey側からは何のコンタクトもないと話している。

 また、その後Surrey Minor Hockey AssociationはMacGillivray元コーチの来シーズンの契約を更新しなかったという。Jeff Shelton会長は2月17日の事件と解任とは無関係としているが、親や選手からは疑問の声が上がっており、地元の政治家も説明を求めている。

(記事 編集部)

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BCパークスの無料デイユースパスプログラム、今シーズンは5月6日から開始

Golden Ears Park, Photo from Parks BC website
Golden Ears Park, Photo from Parks BC website

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州は今シーズンも人気パークについて予約制を導入すると発表した。「増加する訪問者数とパークス内の自然や文化保護とのバランスを維持するため」としている。

 予約が必要となる州立公園は3カ所。ジョフレ湖州立公園(Joffre Lakes Park)、ガリバルディ州立公園(Garibaldi Park)、ゴールデンイヤーズ州立公園(Golden Ears Park)。各公園で必要な予約は期間や条件が異なる。

 予約は、訪問予定日の2日前午前7時からオンラインで入手可能。https://bcparks.ca/reservations/day-use-passes/

 BC州立公園は人気が高く、昨年も6月から10月まで予約は203,000件以上だったという。

 デイユースパスは、自然環境への影響を軽減し、トレイルや道路、駐車場の混雑を減らすことで、より楽しい体験を提供することに効果を発揮。カナダ各地の公園でも一般的に行われていると説明している。

 パスは、公園に到着する前にスマートフォンなどにダウンロード、または印刷して持参する。

 また、パスはキャンセルできるため、使用する意思がない場合は他の人が利用できるようにキャンセルするよう呼び掛けている。

無料のデイユースパス(Day-use passes)が必要な公園

ジョフレ湖州立公園(Joffre Lakes Park)

期間:5月6日~10月9日
https://bcparks.ca/joffre-lakes-park/

ガリバルディ州立公園(Garibaldi Park)

期間:6月14日~10月9日
パスが必要なトレイル:
Diamond Head (Elfin Lakes) trailhead
Rubble Creek (Garibaldi Lake) trailhead
Cheakamus trailhead
https://bcparks.ca/garibaldi-park/

ゴールデンイヤーズ州立公園(Golden Ears Park)

期間:6月14日~9月4日
パスが必要な駐車場
Alouette Lake boat launch parking
Alouette Lake South Beach day-use parking
Golden Creek trailhead parking
West Canyon parking
https://bcparks.ca/golden-ears-park/

(記事 編集部)

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バンクーバー・チャイナタウンの路上駐車料金が2ドルに

バンクーバー市チャイナタウンにある中華文化センター。Photo by Japan Canada Today
バンクーバー市チャイナタウンにある中華文化センター。Photo by Japan Canada Today

 バンクーバー市議会が、チャイナタウン全域の路上駐車料金を1時間2ドルの定額制にすることを4月26日に承認した。この新しい料金制度は、チャイナタウンの活性化を支援するための市の取り組みの一環であり、今年初めに承認された「チャイナタウン活性化アクションプラン」の一部。

 チャイナタウンはバンクーバー市の歴史的な地区であり、バンクーバー市ケン・シム市長は「この地域を活性化し、安全でアクセスしやすく、旅行者やビジネスにとって活気のある街にすることに引き続き取り組んでいく」と声明で語っている。

 新しい2ドル均一料金は、2023年6月1日から実施。週7日、午前9時から午後10時までが対象。2024年12月31日まで試験的に実施される。現在は、日中は1時間1ドルから5ドル、夜間は1ドルから3ドルとなっている。

 またこのパイロットプログラム期間中に、商用車の積載機会の改善、駐車場の増加、EasyPark駐車場での安全性の向上を図る方法も検討する。

 「チャイナタウン活性化アクションプラン」は2023年1月に承認され、チャイナタウンでの清掃・衛生サービスの強化、落書き除去、美化、および追加のコミュニティサポートを提供することなどが含まれている。

 チャイナタウンでは新型コロナウイルス感染拡大以降、店舗を閉鎖するなどの動きが加速しているほか、東アジア系へのヘイトクライム増加に伴う建造物への差別的落書きや破損行為が増加している。

(記事 編集部)

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バンクーバー郊外都市で乗客がウーバー運転手を攻撃、男は逮捕される

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州アボツフォード市のアボツフォード警察は4月28日、ウーバーの運転手に暴行したとしてWilliam Tickle容疑者(38)を逮捕したと発表した。

 被害者の運転手Aman Soodさんがグローバルニュース電子版に語ったところによると、4月18日、アボツフォードで乗せた客がSoodさんのルート選択に怒り、暴言を吐いたという。

 ドライブレコーダーの映像には、「お前を殺す」と言いながら容疑者が後部座席からSoodさんの頭を殴る姿が映し出されていた。Soodさんが車を停めると、容疑者は彼を攻撃し始めたという。その後、Soodさんは車を降りた容疑者を追いかけた。レコーダーには車外から聞こえる怒鳴り声も記録されていた。この動画はインターネット上で広く拡散されて注目を集めた。

 Soodさんは暴行事件の後、常に頭痛があり、腕や肩にも痛みがあり、運転手の仕事もしていないという。SoodさんとB.C. Federation of LabourのSussanne Skidmoreさんは、BC州政府に対し、ギグワーカー(単発で仕事を請け負う労働者)が勤務中に負傷した際にも福利厚生が適用されるよう法改正を求めている。

(記事 編集部)

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BC州政府がサレー市に市警察への移行を勧告、サレー市長はRCMP保持を主張

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は4月28日、サレー市に対し、連邦警察(RCMP)からサレー市独自の警察組織Surrey Police Service(SPS)への移行継続を勧告した。サレー市ではダグ・マッカラム前市長の下で、RCMPからSPSへの移行が進められていたが、2022年10月の選挙でRCMP保持を公約に当選したブレンダ・ロック市長はRCMP保持を主張。市議会は昨年12月にRCMP保持計画を州政府に委ねた。

 BC州マイク・ファーンウォース公安大臣は会見で、RCMPかSPSかの選択はサレー市次第としながらも、RCMP保持にあたっては、都市計画の見直しや影響を受ける個々の警察官の就職先など、いくつかの条件を満たすことが必要だとした。サリー市は時間をかけて報告書の内容を隅々まで目を通すことが重要だと思うと語っている。

 また州政府は、サレー市がこのままSPS移行を進めるなら、今後5年で最大1億5,000万ドルを支援するが、もしRCMPを保持するなら経済支援はしないと言及。SPSを勧める大きな理由としてBC州のRCMPの慢性的な人員不足を挙げている。

 これに対しサレー市ロック市長は、州政府の報告書は中途半端だと批判、引き続きRCMP存続を希望すると述べている。

(記事 編集部)

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5月1日からメトロバンクーバーで芝生への水撒き制限始まる

芝生の水まき規制が5月1日から始まる。Photo from Metro Vancouver Facebook
芝生の水まき規制が5月1日から始まる。Photo from Metro Vancouver Facebook

 メトロバンクーバーで5月1日から自宅や企業での芝生への散水が週1日に制限される。メトロバンクーバーが4月5日に、バンクーバー市が4月20日に発表した。規制は10月15日まで適用され、この制限時間外に水をまくと250ドルの罰金が課される可能性があると市は通知している。

 今年の水やりの許可時間は以下の通り。

住宅用芝生への散水可能時間

  • 住所が偶数番号の住宅:毎週土曜日—自動散水5:00 amから7:00 am、手動水撒き6:00 amから9:00 am
  • 住所が奇数番号の住宅:毎週日曜日—自動散水5:00 amから7:00 am、手動水撒き6:00 amから9:00 am

 樹木、低木、花への水やりは、スプリンクラーなら曜日に関係なく午前5時から9時まで、手動や点滴灌漑はいつでも可能。

住宅以外の芝生への散水可能時間

  • 住所が偶数番号の対象場所:毎週月曜日—自動散水4:00 amから6:00 am、手動水撒き6:00 amから9:00 am
  • 住所が奇数番号の対象場所:毎週火曜日—自動散水4:00 amから6:00 am、手動水撒き6:00 amから9:00 am

 樹木、低木、花への水やりは、スプリンクラーなら曜日に関係なく午前4時から9時まで、手動や点滴灌漑はいつでも可能。

 水撒き規制は、バンクーバーの飲料水保全条例によって制定されている。節水の取り組みは、夏の暑く乾燥した時期に飲料水などの生活用水を確保するために実施される。

 バンクーバー市によると、水供給システムは気候における雨や雪の年間パターンに合わせて構築しているが、気候の変化により水の需要が毎年高まっているという。夏の飲料水需要は増加する一方で、雨の日が少なくなっているため干ばつの影響を受けやすくなり、毎年利用できる飲料水が少なくなっていると説明している。

 昨年は秋に晴天が続いたため、10月15日としていた節水規制終了日を10月末までに延長した。

(記事 編集部)

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労働組合が政府の労働協約案で暫定合意、ストライキ終了へ

バンクーバーダウンタウンの連邦ビルディング前でストライキをする労働組合PSACの人々。2023年4月20日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
バンクーバーダウンタウンの連邦ビルディング前でストライキをする労働組合PSACの人々。2023年4月20日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 カナダ政府は5月1日、連邦職員の労働組合the Public Service Alliance of Canada(PSAC)と労働協約で暫定合意に達したと発表した。これで4月19日から組合員によって実施されていたストライキが終了し、5月1日から職場復帰する。

 カナダ予算庁(Treasury Board of Canada Secretariat)の発表によると合意内容は、賃上げは2021年に遡り2025年夏までの期間をカバーする4年間11.5%で、3年目には0.5%のグループ別手当が含まれる。また、協約の期間中にグループ別の改善と、2,500ドルの一時金が支給されるとしている。

 組合側の要求は3年で13.5%の賃上げだったが、連邦政府は3年で9%を提示していた。

 予算庁は先週金曜日の4月28日に「最終提案」を組合側に提示。週明けの5月1日早朝に暫定的な合意が発表された。

 組合はリモートワークについて協約に組み入れることを要求していたが、今回は見送られた。リモートワークについて政府は、「引き続き、近代的でハイブリッドな職場の実現に取り組み、該当する職員には週3日まで在宅勤務を継続できる柔軟性を提供している」とし、「労働協約以外で、リモートワークについて両者が満足するような暫定的な和解が成立している」と説明している。

カナダ歳入庁のストライキは継続

 PSAC約12万人は職場に復帰するが、カナダ歳入庁(CRA)職員の労働組合でPSACグループの一つThe Union of Taxation Employee(PSAC-UTE)は引き続き交渉を続けている。PSACは、現在交渉は大詰めに入っていると伝えている。

(記事 編集部)

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5月1日からバンクーバー市で使い捨てカップ代を廃止へ

File photo by Japan Canada Today
File photo by Japan Canada Today

 これまでカフェやフードベンダーに課されていた使い捨てカップへの課金25セントが5月1日から廃止される。

 これは、バンクーバー市が3月28日に発表した使い捨てカップ条例廃止の施行によるもの。これにより、これまで使い捨てカップでコーヒーなどを購入した時に課金されていた25セントがなくなる。

 対象は使い捨てカップを使用している店やフードベンダーなどで、バンクーバー市は5月1日よりカップ代25セントを削除するよう通達している。

 使い捨てカップへの課金は、ごみ削減のために取られた政策だったが、課金によるごみ削減に効果がないため、今回廃止を決定したとしている。

 市は、カップ代は廃止したものの、引き続き、「使い捨てカップのゴミを減らすために、再利用可能なオプションを採用し続けることを企業に奨励する」としている。

 また、2023年末までに使い捨てカップの削減に役立つ潜在的な政策や戦略に関する推奨事項を審議会に報告する予定と発表している。

視点:新型コロナの影響で再利用オプションに変化

 今回の決定で、市は、業者に対して、使い捨て飲料用カップに最低25セントの課金、ビジネスライセンスの更新時に使い捨て飲料用カップ数の報告、店内での注文時に清潔なリユースカップ受け取り義務の3点を廃止すると通達した。

 また、「再利用可能なオプションの採用」として、「全ての温かい飲み物・冷たい飲み物(店内、モバイルアプリ、ドライブスルー)で再利用可能なカップを受け入れ、マイカップを持参した客に割引を提供する、リユースカップでのドリンク提供、持ち帰り用カップの貸出」などを推奨している。

 これらは、新型コロナウイルス感染拡大前には環境問題への取り組みから推奨されていた対応だが、2020年春以降は新型コロナ感染予防のために停止されていた。

 新型コロナ感染予防対策もすでに多くが撤廃され、ようやく環境問題への配慮も再開したと言える。

(記事 編集部)

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バンクーバー市内プール使用時の服装を規定

最長レーンの長さが137メートルもある巨大プール、キツラノプール。海のすぐそばにあり、塩辛い。Photo by Pacific Walkers
最長レーンの長さが137メートルもある巨大プール、キツラノプール。海のすぐそばにあり、塩辛い。Photo by Pacific Walkers

 バンクーバー公園庁(Vancouver Park Board)は、管轄するプールの使用について、公共プールでの服装規定を4月25日に決定した。

 水着やTシャツ、水泳用ヘジャブなどが「適切な服装」として挙げられる一方で、性的なデザインのもの、ジーンズやスウェットパンツなど水分を含むと重くなるものは不適切とみなされる。また生殖器は完全に隠すことが求められる。

 服装規定は、現場スタッフからの要望に応じたもので、トラブル防止のためのガイドラインが必要との声が上がっていた。1年間のパイロット・プロジェクトで翌年に見直される予定だ。

バンクーバー公園庁が適切と定めた服装は以下の通り。

  • bathing suit
  • swim trunks or board shorts
  • T-shirts and shorts
  • burkini
  • swim hijab, leggings and tunic
  • rash guard
  • wet suit

(記事 編集部)

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