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リサイクル回収アイテムを増加、使い捨てプラスチック製品も対象に

Image from BC government website

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は1月6日、リサイクルプログラムの拡充を発表。使い捨てのプラスチック製品やパッケージなどを中心に、回収アイテムを増やした。使い捨てプラスチック製品は、BC州の海岸で最もよく見られる廃棄物だという。改訂されたプログラムはすでに実施されている。

 家庭用の青いリサイクルボックスで新たに回収可能となったのは、プラスチックの皿・ボール、フード容器やカトラリー(フォークやスプーンなど)、ストロー、アルミホイル、アルミのベーキングディッシュなど。

 またリサイクルディーポでは、プラスチックのサンドイッチバッグやフリーザーバッグなどを受け付ける。

 リサイクルBCは、今回のプログラム拡充により、より多くのものが廃棄ではなくリサイクルされることに期待しているとし、その大きな鍵となるのは、住民がリサイクル回収ボックスやリサイクルディーポを利用することだと話す。またこのプログラムは、企業により環境に優しいプラスチック包装を促す狙いもあるという。

 州政府は今後4年以内に、マットレスや電気自動車のバッテリー、注射器やメスなどのリサイクルも予定している。

(記事 編集部)

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岸田首相、カナダでトルドー首相と会談へ

Prime Minister Justin Trudeau with Japanese Prime Minister Fumio Kishida at the G7 summit in Germany. June 26, 2022; Elmau, Germany; Photo by Adam Scotti (PMO)
Prime Minister Justin Trudeau with Japanese Prime Minister Fumio Kishida at the G7 summit in Germany. June 26, 2022; Elmau, Germany; Photo by Adam Scotti (PMO)

 ジャスティン・トルドー首相事務所(PMO)は1月5日、岸田文雄首相が1月12日にカナダを訪問すると発表した。岸田首相にとっては、2021年10月の首相就任以来、初のカナダへの二国間訪問となる。

 カナダ訪問中には、トルドー首相と会談する。PMOは声明で「トルドー首相は、岸田首相と会談し、日本の次期G7議長国としての優先事項について協議する。また、自由で開かれたインド太平洋へのビジョンや、両国経済を成長させ、両国の人々に利益をもたらすための二国間貿易、投資、イノベーションのさらなる強化など、カナダと日本が共有する価値観について引き続き協力していく予定」と発表。

 さらに、「ロシアの違法かつ不当なウクライナ侵攻について話し合い、ウクライナ政府および国民を支援するために引き続き協力する予定」としている。

 トルドー首相は「カナダと日本は、数十年にわたる協力関係、共通の価値観、そして両国民の深い絆に根ざした緊密な友好関係を共有しています。2018年以来、両国の企業や労働者の成功を支援してきたTPP包括的・発展的協定によって強化された強力な貿易、イノベーション、投資関係から、私たちはともに恩恵を受けています。岸田首相をカナダに迎え、カナダと日本の人々のために結果を出すために、さらに緊密に協力することを楽しみにしています」と声明を発表している。

 次期G7サミット(主要7カ国首脳会議)は、5月19日から21日まで広島で開催される。

(記事 編集部)

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カナダ政府、中国からの入国者に陰性証明を一時的に義務付け

バンクーバー国際空港。2022年10月23日。Photo by The Vancouver Shinpo
バンクーバー国際空港。2022年10月23日。Photo by The Vancouver Shinpo

 カナダ政府は1月5日から、中国、香港、マカオからカナダに直接入国する渡航者について、搭乗前2日以内の陰性証明取得を義務付けると発表した。

 2022年12月31日の声明で、「中国で新型コロナウイルス感染が急増し、これらの症例に関する疫学的およびウイルスゲノム配列のデータが限られていることから、カナダ政府は中国からカナダに入国する空路での旅行者に対して一定の臨時健康対策を実施する」と発表。

 1月5日午前12時1分(東部標準時)より、中国、香港、マカオを出発する便で到着する2歳以上のすべての空路での旅行者は、搭乗前に、出発2日前までに受けた新型コロナ検査の陰性結果を証明する書類を航空会社に提出しなければならないとしている。また、出発便の10日以上前から90日以内に陽性反応が出た渡航者は、陰性証明の代わりに、過去に陽性反応が出たことを証明する書類を航空会社に提出することもできる。

 今回の措置は、国籍やワクチン接種の有無にかかわらず、中国からの航空機を利用する全ての渡航者に適用される。また、この措置は30日間の一時的なものであり、今後、より多くのデータや証拠が入手可能になり次第、再評価されるとしている。

 さらに入国者全員についても、到着時には、過去10日以内に中国、香港、マカオへの渡航歴があるか質問する。渡航歴がある場合、カナダ国境サービス庁の職員が、新型コロナの感染、個人の防護措置、症状が出た場合の対処法に関する公衆衛生情報を追加で提供する。これについては、空路での渡航者にのみ適用され、陸路で到着した旅行者には適用されない。

カナダ政府の発表:https://www.canada.ca/en/public-health/news/2022/12/government-of-canada-announces-negative-covid-19-test-requirement-for-travellers-arriving-from-the-peoples-republic-of-china-hong-kong-or-macao-air.html

日本政府も中国からの入国について水際対策を強化

 日本政府は、2022年12月30日(日本時間)から実施している中国(香港・マカオを除く)に渡航歴(7日以内)のある入国者と中国(香港・マカオを除く)から直行便での入国者に対する入国時検査について、1月4日に変更を発表。

 1月8日午前0時(日本時間)以降は、入国時検査の方法を抗原定量、もしくはPCR検査に切り替える。また、中国(香港・マカオを除く)からの直行旅客便での入国者について、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提出を求めると発表した。

(記事 編集部)

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ストローなど使い捨てプラスチック製品の製造販売が禁止に

 カナダでは2022年12月20日から、企業による使い捨てプラスチック製品の製造・輸入が禁止となった。同日、カナダ環境・気候変動省が声明を発表した。カナダは、2030年までにプラスチックごみゼロの目標達成を目指している。

 今回対象となった使い捨てプラスチック製品は、レジ袋、カトラリー(フォークやスプーンなど)、テイクアウトなどに使われるフード容器、マドラー、ストロー。

 これらの製品の製造・輸入は禁止されたが、販売は2023年12月まで許可される。これについて政府は、各企業が十分な移行期間を取って、在庫を放出できるようにするためとしている。

 2023年6月には、リングキャリア(複数の缶入り飲料などをまとめて持ち歩くためのもの)も製造・輸入が禁止となり、1年後には販売も禁止となる。さらに2025年末までに、この6種の製品の輸出も禁止されることになっている。

 カナダ環境省によると、カナダ国民は1年に少なくとも300万トンのプラスチックを捨てており、そのうちリサイクルされるのは、わずか9%という。連邦政府は、使い捨てプラスチック製品の廃止によって、毎年リサイクルが難しいプラスチックごみ130万トン分を減らすことができると見積もっている。

カナダ環境・気候変動省発表:
https://www.canada.ca/en/environment-climate-change/news/2022/06/government-of-canada-delivers-on-commitment-to-ban-harmful-single-use-plastics.html

https://www.canada.ca/en/environment-climate-change/services/managing-reducing-waste/reduce-plastic-waste.html

(記事 編集部)

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トロント中心部で8人の少女が59歳の男性を刺殺

 オンタリオ州トロント市で8人の少女が、59歳の男性を刺殺した疑いで逮捕された。被害者の名前は確認中とのことで公表されていない。

 事件は12月18日午前12時ごろ、トロント市中心部のユニオン駅近くで起こった。トロント市警によると、被害者男性が他の人物と一緒にいたところ、8人の少女たちが近づいてきた。その後、男性は少女たちに刺殺されたと見られるが、わずか3分ほどの出来事だったという。男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡した。警察は付近で少女たちを逮捕し、武器も押収した。

 トロント市警によると、加害者の年齢は13歳が3人、14歳が3人、16歳が2人。うち3人は、過去に警察が接触したことがある。いずれも未成年のため、身元は公表されない。

 少女たちはソーシャルメディアを通して知り合ったと見られている。被害者と面識があったという証拠は見つかっていない。この刺殺事件の前にも、似たようないさかいを起こしていた。

 CBC電子版では、被害男性と一緒にいた女性の話として、少女たちがその女性のアルコールを取ろうとしたのを男性が制止すると、少女たちは男性に殴りかかり、その後、腹部を刃物で刺したようだと報じている。

 この事件がトロント市で2022年の68件目の殺人事件となった。トロント市ジョン・トーリ市長は、この事件の詳細に「深く心を痛めている」と声明を発表している。

(記事 編集部)

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