今年から日系文化センター・博物館で始まった日系ファーマーズマーケット。日系コミュニティだけでなく、周辺住民からも好評を得ている。
入場者は初回900人、猛暑に襲われた2回目でも820人、そして前回7月11日は970人と、毎回多くの人が訪れている。7月11日にマーケットを訪れた女性は「ベンダーさんの多くは日本人で、日本語で詳しく話を聞くことができました」と話してくれた。
フードトラックも人気で、東京カツサンドの商品は数時間で当初の納入分が売り切れ。追加で用意したという。
7月11日にはTELUSがコミュニティブースを設置して、子どもたちはスピンホイール(回転ホイール)などのゲームを楽しむことができた。
25日は正午から、着付け教室を開催するほか、ドラマ撮影での着付けを担当するホーラン文子さんが、浴衣の着付けのデモンストレーションを行う。コミュニティブースはバーナビーアートカウンシルで、キルトアーティストのジェニー・ジョンストンさんの作品を見ることができる。
また夏の風物詩、かき氷が登場。晴天の予報でもあるし、ひんやり冷たいかき氷でリフレッシュできそうだ。フレーバーはイチゴとメロンの2種類の予定。ちなみに7月25日は7(なな=な)、2(Two=つ)、5(ご=こおり)で、日本かき氷協会が制定した「かき氷の日」だとか。
新型コロナウイルス感染拡大による各種規制も少しずつ緩和されていて、8月になればキッチンに入るスタッフの数を増やすことができる。日系センターでのイベントでおなじみの饅頭の販売を開始する予定という。
「駐車する場所の心配をされていると聞いていますが、日系センターには地下駐車場もあり、無料でご利用いただけます。これまでのところ、周辺で路上駐車する人が多かったようで、地下駐車場は空いていました」と担当の西川由紀子さんは語った。
(取材 西川桂子)
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