アメリカがカナダとの移動制限を延長

 アメリカ政府が、カナダ、メキシコとの国境を陸路およびフェリーで超える不要不急の移動制限を8月21日まで延長する。アメリカ国土安全保障省(DHS)が7月20日、ツィッターで発表した。

 デルタ変異株をはじめとする新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するためという。

 DHSではカナダ、メキシコ政府と定期的に話し合いを行い、制限を安全かつ持続的に緩和できる方法を探っていくとしている。

 一方、カナダ政府は、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えているアメリカの市民権もしくは永住権を持つ人は、8月9日からカナダへの観光目的などの入国を認めると7月19日に発表している。

 アメリカとカナダ、アメリカとメキシコの間では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年3月22日から不要不急の移動を相互に制限してきた。

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