カナダ保健省が1月17日、ファイザー製薬が開発した新型コロナウイルスの飲み薬「パクスロビド」の使用承認を決めた。
抗ウイルス薬のパクスロビドは、処方薬。また、軽度から中程度の症状がある、18歳以上の新型コロナウイルス感染者で、重篤化するリスクが高い人に使用することができる。
ただし、現時点では5日以上連続しての使用は承認されていない。
ファイザー製薬は2021年11月30日にカナダ保健省に対して、パクスロビドの承認を申請していた。
パクスロビドはアメリカでも緊急使用許可が出ている。食品医薬品局(FDA)は、軽度から中程度の症状がある、12歳以上の新型コロナウイルス感染者が対象に緊急使用を認めると12月22日に明らかにした。
これに先立って12月16日には、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)も緊急使用を認めると発表した。
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