新型コロナウイルス関連の規制が緩和されたことで、海外への渡航者や国内線の利用者が増えていることを受け、バンクーバー国際空港では4月29日、フライトスケジュールの3時間前には空港に到着するようにとツイッターで呼びかけた。
保安検査などでは長蛇の列となっていて、通過に時間がかかっている。パンデミックの影響により、カナダ航空輸送安全公団(CATSA)では人員不足に陥っていることが原因の一つという。CATSAは連邦政府の公営企業で、空港における保安検査などを担っている。
バンクーバー国際空港では利用にあたり、空港には早く到着すること、マスクの着用、ターミナル内の標識・サインに注意すること、フライト利用前に機内に持ち込みができるもの、できないものを確認しておくこと、パスポートやワクチン接種証明書など必要書類をあらかじめ確認しておくことを勧めている。
空港には国内線で2時間前、アメリカを含め国際線では3時間前に到着する。
ブリティッシュ・コロンビア州をはじめカナダの多くの州で、レストランなど屋内でのマスク着用義務はなくなっているが、空港や機内では引き続き着用が必要。
オンタリオ州トロントピアソン国際空港も5月2日に、空港での保安検査での待ち時間について警告するツイッター投稿を行った。
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