バンクーバー・サンほか9紙、月曜の新聞発行停止へ

 ポストメディア・ネットワーク社は、バンクーバー・サンなど地方紙について月曜日の新聞発行を停止すると22日に発表した。10月17日から実施される。

 対象となるのは、バンクーバー・サン、プロビンス(バンクーバー)、カルガリー・ヘラルド、カルガリー・サン、エドモントン・ジャーナル、エドモントン・サン、オタワ・シチズン、オタワ・サン、モントリオール・ガゼットの9紙。

 同社広報は、読者の習慣の変更に合わせた対応と説明。新聞の発行は停止するが、オンラインやePaperでの発行はこれまで通り月曜日にも内容を更新する。今回の変更による人員削減などの対応はないとしている。

 発表によると、ポストメディアは2022年度第3四半期に1680万ドルの純損失を計上。営業利益の減少や構造改革費用の増加などが要因と説明している。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、12カ月間にわたって広告収入が減少したとも説明している。

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