カナダ代表の、36年ぶりのFIFAワールドカップ(W杯)初戦は黒星発進となった。23日初戦のベルギー(世界ランク2位)相手に、シュート数はカナダ(同41位)が22本と9本のベルギーを圧倒したものの0-1で惜敗した。カナダのエースストライカー、アルフォンソ・デイビーズがPKのチャンスで決められず、カナダのW杯初ゴールも逃した。
試合終了後にジョン・ハーデマン監督は「(選手たちの)パフォーマンスを誇りに思う」と称えたが、チャンスがあったが生かせずに3ポイントを取れなかったと残念がった。また「選手たちはいるべくしてこの場所にいる」と励まし、次のクロアチア戦に目を向けた。
チームカナダのキャプテン、アティバ・ハッチソン選手は「チーム一体となって戦うことを確認し、恐れないプレーをしたいと思っている」と北中米カリブ海予選のような思い切ったプレーをすると語り、自分たちはいいチームだし、「結果はおのずとこちらに味方するだろう」と語った。
カナダ代表が前回出場したのは1986年。その時は1ゴールも決めることができなかった。
カナダの次の対戦は、27日(日)午前8時(PST)クロアチア戦(同12位)。3試合目は12月1日(木)午前7時(PST)モロッコ戦(同22位)。
クロアチア対モロッコは0-0で引き分けた。グループFの順位は、ベルギー3、クロアチア1、モロッコ1、カナダ0となっている。
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