ノースバンクーバー市で今日から公園での飲酒が解禁となった。同市は19日に6月22日から一部の公園で飲酒を許可すると発表。 ブリティッシュ・コロンビア州では初めての試みだ。6月1日に市議会で法案が可決され、BC州が新型コロナウイルス規制緩和第3段階に入るタイミングでの実施となった。
「新型コロナウイルス感染拡大防止対策により市民の行動が制限される中で、公園は家族や友達にとって非常に重要な役割を果たしている」とノースバンクーバー市リンダ・ブキャナン市長。その中で家族との団らんを屋外で楽しむための対応として許可に踏み切ったとしている。ノースバンクーバー市では、レストランのためのパティオ用スペースも拡大している。
今回の試みは6月22日から10月15日までと暫定的で、その後に継続されるかは今回の結果次第という。飲酒が許可されている時間帯は毎日午前11時から午後9時まで。場所は10公園。
バンクーバー市でも同様の議論が市議会で持ち上がったが、結局否決された。ノースバンクーバーで成功すれば、メトロバンクーバー全体に広がる可能性もあるかもしれない。
飲酒が許可された公園:
グランド・ブルーバード・アンド・レイ・ペラルト・パーク(Grand Boulevard and Ray Perrault Park)
マホン・パーク(Mahon Park)
シビックプラザ(Civic Plaza)ノースバンクーバー市議会近く
ビクトリア・パーク・ウエスト(Victoria Park)
キングス・ミル・ウォーク(Kings Mill Walk)
ウォーターフロント・パーク(Waterfront Park)
ケイツ・デスク(Cates Desk)
シップビルダーズ・スクエア(Shipbuilders’ Square)