規制緩和第3段階に入ったブリティッシュ・コロンビア(BC)州でビジネスの再開がさらに進んでいる。
7月3日には映画館が再開した。屋内施設で人が密集することを避けることが新型コロナウイルス感染拡大防止につながるとした防止策のため、映画館やコンサート会場などのエンターテイメント業界が大きな打撃を受けている。
そんな中でようやく再開となった映画館。フィジカルディスタンス(2メートルの物理的距離を取る対策)や消毒液の設置など、必要な感染防止策を実施しての再開となった。
3日に再開したのは大手映画館会社シネプレックス。メトロバンクーバーでは、ダウンタウンのスコシアバンクシアター、バーナビー・メトロタウン、ラングレー、サレー・ストロベリーヒル、リッチモンドなどで上映が再開している。
バンクーバーの人気アトラクションが続々オープン、遊園地やプールも
BC州で6月24日から規制緩和第3段階に入り、バンクーバーでは人気アトラクションが次々とオープンしている。
市民に大人気ハイキングコースのグラウスマウンテン・グラウスグラインドや、バンクーバーアートギャラリー(VAG)、バンクーバー水族館のほか、ウィスラーも6月29日からゴンドラが運転再開した。
今月10日にはバンクーバー唯一の遊園地プレイランドがオープンし、13日からは人気の屋外プール、キツラノプールも人数制限しながら再開する。
ただ新型コロナウイルス感染の危険性がなくなったわけではないとBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士。7月6日の会見で新型コロナウイルス感染拡大は現在のところ抑えられているが、まだまだ感染防止策を万全にして慎重に経済活動再開に臨まなければならないと語った。
フィジカルディスタンス、手洗いや消毒などの徹底、必要な場所でのマスク着用などを心がけるよう改めて要請した。
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