フレイザーヘルスが11月14日付けメディアリリースで、学校での新型コロナウイルス感染拡大により、サレー市Cambridge Elementary School、デルタ市Jarvis Elementary School 、ニューウエストミンスター市の私立校、Al-Hidayah Schoolが休校になることを発表した。
Cambridge Elementary Schoolでは7人、Jarvis Elementary Schoolは6人、Al-Hidayah Schoolは8人の感染が確認されていて、いずれの学校も2週間休校となる。フレイザーヘルスではCambridge Elementary SchoolはOutbreakだとしていて休校を要請、Jarvis Elementary SchoolとAl-Hidayah SchoolはClusterで二校は学校側が自主的に休校とした。
フレイザーヘルスからの要請を受け、サレー市教育委員会のJordan Tinneyは同校に通う生徒の保護者に宛てて、休校を知らせる書状を送付している。感染者の発生は10月半ばにさかのぼり、2週間休校にすることで感染の連鎖を断ちたいとの考えだという。
また、学校の安全が最も重要であるとして、家族に理解と忍耐を求めている。自宅での学習については、追って連絡するそうだ。
フレイザーヘルスでは、管轄地域に住む人たちに対して、新型コロナのような症状がある場合、できるだけ早くPCRテストを受けるよう呼び掛けている。
学校での感染についての、フレイザーヘルスの用語解説は次のとおり。
Exposure: ウイルスがうつる期間に、新型コロナに感染した生徒や職員の一人が学校に通っていた。
Cluster: ウイルスがうつる期間に、二人以上の新型コロナに感染した生徒や職員が学校に通っていた。感染が学校で起こっている可能性がある。
Outbreak:多数の生徒や職員が新型コロナに感染。学校内で感染拡大の可能性がある。
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