バンクーバー国際空港で5月9日午後3時頃に銃撃事件があり、撃たれた28歳の男性が死亡した。
事件があったのは、バンクーバー空港のデパーチャーレベル(出発階)で、死亡したのはカーマン・グレウォル(Karman Grewal) という。
グレウォルはギャング『United Nations』の一員とみられていて、6年前にも襲撃に遭っている。
容疑者らは車で逃走する際に、RCMPの警官に向かって発砲した。警官らにケガはなかった。目撃者の証言で容疑者は少なくとも二人いると見られている。
事件を受けて、スカイトレインのカナダラインの一部の駅、リッチモンドを結ぶナイトストリート、オークストリート、アレックスフレイザー、クイーンズボローブリッジをはじめ数か所の橋、マッセートンネルが約1時間、閉鎖となった。
その後、車がサレーで燃えた状態で見つかり、容疑者が使ったものとみられている。
メトロバンクーバーではギャングが関連した銃撃事件が多発していて、バンクーバー空港での事件は3週間で10件目となる。
前日の5月8日にはバーナビー市で19歳の男性がやはり銃撃により死亡した。それだけではなく、近くにいた市民が巻き添えになりケガをしている。20歳の襲撃犯が逮捕された。
その他の銃撃事件
5月5日、サレーで女性が撃たれて死亡。
5月3日、ラングレーのWillowbrook ショッピングセンター の外で男性が襲われる。
5月2日、バーナビーで25歳女性が銃撃される。
5月1日、BC州刑務官がデルタのScottsdale Centreモールで撃たれて死亡。
4月30日、19歳の男性がサレーで死亡。
4月21日、ラングレーのSportsplexで40代の男性が死亡。
4月20日、20歳の男性がコキットラムタウンセンターパークで撃たれて死亡。
4月18日、コールハーバーのレストランのそばで男性が撃たれて死亡。被害者はアボツフォード在住の31歳。
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