バンクーバー市でようやく公園での飲酒が解禁された。メトロバンクーバーではノースバンクーバーとポートコキットラムがすでに昨年から開始されている。
バンクーバー市公園庁が今月7日に発表した飲酒承認の指定公園は22カ所。飲酒は公園内の指定された場所で可能で、毎日午前11時から午後9時まで、期間は7月12日から10月11日までの限定となっている。
今回の取り組みはパイロットプロジェクトで、永久的に承認されたというわけではない。ただノースバンクーバー市では、昨年新型コロナウイルス感染拡大で屋外での活動が推奨された際にパイロットプロジェクトとして指定公園での飲酒を解禁し、発表当初は期間限定だったが、現在では期間は撤廃されている。
バンクーバー市公園庁は公園での飲酒について2018年から検討してきた。しかし公園庁の場合は飲酒を許可するためにブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府の承認が必要となる。昨年も今年と同様に22カ所を指定したが、州政府の許可が下りずに実現しなかった。
州政府は今年4月にようやく州議会で公園庁に飲酒できる場所を指定する許可を法案で可決し、今回実現した。
公園庁によると、指定公園は市内で偏ることなく選出され、トイレやゴミ箱などがあるところを選んだと説明している。
22カ所の公園は以下の通り。
- Collingwood Park
- David Lam Park
- Fraser River Park
- Granville Park
- Harbour Green Park
- John Hendry (Trout Lake) Park
- Kitsilano Beach Park / Hadden Park
- Langara Park
- Locarno Beach Park
- Maple Grove Park
- Memorial South Park
- Memorial West Park
- New Brighton Park
- Pandora Park
- Queen Elizabeth Park
- Quilchena Park
- Riverfront Park
- Robson Park
- Rupert Park
- Stanley Park
- Vanier Park
- Volunteer Park
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