マウントシーモア州立公園でこの冬、「ビークルパス」が必要に

 冬のマウントシーモア州立公園利用者増に対応するため、マウントシーモアを訪れる人は12月15日より無料のBCパークス・ビークルパス(BC Parks Vehicle Pass)が必要となる。BC州の環境・気候変動戦略省が12月8日にニュースリリースで発表した。

 ビークルパスが必要となるのは州立公園で、マウントシーモア・リゾートにスキーやスノーボード、そり遊びに訪れる場合は不要。リゾート利用者と州立公園のエリアを訪れる人では駐車場も別になっている。

 州立公園の利用者は「P1」と「Lower P5」を利用する。また、パスが必要なのは午前7時から午後4時までとなっている。4時以降に訪れる場合は不要。

 パスは利用2日前の午前7時からウェブサイトbcparks.caで無料で入手することができる。午前か午後を選び、1台あたり8人まで。3月31日までの措置となっている。

 BCパークスでは山の上では電波がつながりにくいこともあるので、出かける前にパスを印刷するか、スマートフォンなどにダウンロードしておくことを勧めている。

 ノースバンクーバーのマウントシーモア州立公園は、バンクーバーの眺望とがすばらしく、冬のデスティネーションとしても人気が高い。2020年には110万人が訪れ、道路が渋滞したほか駐車場も混みあった。

マウントシーモアの駐車場。スキーやスノボでリゾートを訪れる人とウィンターハイキングやスノーシューで州立公園を訪れる人で、駐車場が異なっている。Photo Courtesy of BC Parks