ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は、第2次世界大戦中にBC州政府が日系カナダ人に対して行った歴史的な過ちを永続的に認め、日系カナダ人コミュニティに1億ドルを支援すると発表した。
5月21日、リッチモンド市スティーブストンでの会見でジョン・ホーガン州首相は、日系カナダ人のレガシーを尊重し、BC州のこうした負の遺産も歴史の一部として刻む必要があると語った。
今回の発表に際し、全カナダ日系人協会(National Association of Japanese Canadians:NAJC)が重要な役割を果たしている。支援は、強制移動を体験した現在の生存者を対象とする健康とウェルネス増進プログラム、強制移動時代を生き抜いた人々を称える記念碑、BC州民が学べる記念施設や史跡の制作と修復などに使われる予定。
今年は1942年に始まった日系人強制移動から80年の節目の年にあたる。
詳細記事は後日掲載。
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