映画監督マニ・アマー、サレーで口論の末に殺される

 ブリティッシュ・コロンビア州サレー市で8月31日に起きた殺人事件の被害者が、40歳の映画監督マンバー(マニ)・アマー氏と9月1日に判明した。

 事件当日、サレーRCMP(連邦警察)は、サウス・ニュートン地域の61番アベニューと141番ストリート付近で、男2人が争っているとの通報を受けた。The Integrated Homicide Investigation Team(IHIT)によると、警察は負傷した男性1人を発見、救命にあたるも被害者の状態は急速に悪化し、そのまま午後1時50分ごろ現場で死亡したという。

 警察は、隣人2人の間に起こったケンカで、結果的に1人が死亡するまでに口論がエスカレートしてしまったと声明で説明している。

 容疑者はその場で殺人容疑で逮捕された。現在のところ容疑者の身元は発表されていない。

 アマー氏は、バンクーバーの南アジアコミュニティやダウンタウン・イーストサイドに焦点を当てた映画を制作。アマー氏の友人であり、KidsPlay Youth FoundationのCEOを務める警察官のカル・ドサンジ氏はツイッターに、アマーは若者をギャングやドラッグ、犯罪の道に走らせないよう尽力していたと投稿。コミュニティの「大きな損失だ」と彼の死を悼んだ。

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